英語の勉強を始めようとしている人
『昇進や転職を考えて、英語の勉強を始めようと思っているんだけど、、、何から勉強したらいいのかな。周りは英会話学校に通いだしている人が多いけど、それでいいのかな。英語初心者がまず勉強すべきことや、注意点とかあれば知りたいな。』
こんな疑問にお答えします。
✓この記事の想定読者
・英語の勉強を始めようと思っている人
・英語の勉強をしてもすぐ挫折してしまう人
・本格的に英語の勉強をしようと思っている人
こんにちは、元商社マンで、独学でTOEIC 900点台を達成した、税理士のまぐすです。
この記事では、これから英語の勉強を始めようとしている人や、すぐに挫折してしまった人に向けて、「英語を勉強する上で大切なこと」というテーマで紹介していきます。
✓この記事の信頼性
この記事を書いている僕は、社会人1年目でTOEIC 400点台、そこから独学で900点台を達成することができました。
最初は400点台が悔しくて、さらに仕事の幅を広げるために英語の勉強を始めました。でも、モチベーションが全く続かず、挫折しては他の勉強法を探して、、、という繰り返しでした。
そのため、この記事を読めば、これまで何度も挫折してきた人も、これから英語学習を本格的に始めようと思っている人も、きっと英語勉強を継続・英語力向上ができると思いますよ。
ぜひ最後までご覧くださいね。
📓もくじ
独学が必要な理由は「基礎固めが必要だから」
まずは、なぜ「英語を勉強する上で、まずは英語学校より独学が必要なのか」について、紹介していきます。
基礎がないと必ず挫折する
こんな人がいますが、断言します。
基礎なく英会話学校へ行っても、ほぼ間違いなく挫折します。
これは、悲しいかな実体験です、、、
最初に色んな英会話学校に通った結果、ことごとく挫折しました。
英会話学校は基礎がないと無理、、、
英会話学校は、幅広いレベルの人に対応できるようコースが設定されています。
それ自体はきっと、問題ないと思います。
問題は、基礎ができてないと勉強が全く楽しくないんです。
せっかく外国人講師と話す機会なのに、基礎がないと会話にならないから楽しくないんです。
基礎がないと、例えば以下のようなことになりがちです。
・言ってることが分からない
・言いたいことが言えない
・気まずい雰囲気になる
こんな感じです。
こうなると、英会話学校の授業は、単に毎回緊張するものの、ほとんど何も学べない時間になってしまいます。
「言いたいことが言えた」「少しは会話になってきた!」などの成長を感じないと、全く楽しくなくなってきます。
それが、英語初心者が挫折する理由の1つだと思いますよ。
日本語が話せる外国人講師は予約が取りにくい
確かにその通りです。日本語もしっかり話せる講師なら、分からないところもちゃんと教えてくれるので「会話にならない」という状況は避けられます。
でも、大きな問題があるんです。
どこの英会話学校でも、日本語が話せる外国人講師は、とにかく予約が取れない!
当然ですよね。みんな考えることは同じです。
それは英語上級者だって同じです。
学ぶ内容が難しくなったり、専門的な英語になればなるほど、日本語でもしっかりサポートしてくれる講師の方がいいですよね。
英語レベルなんて自分しか分からない
結局のところ、自分にあったレベルなんて、自分しか分かっていないと思った方がいいです。
僕の経験では、それは英語学校側に問題があるわけじゃないです。
そもそも時間的限界があったり、自分自身に問題がある場合がほとんどです。
不明点をすべて質問することはできない
英会話学校などで、もし分からないところがあっても、全てしっかり確認できません。
というのも、以下のような課題があるからです。
✔不明点を質問できない理由
・自分にも先生にも「分かったふり」をしちゃう
・そもそも、何が分からないのかが分からない
・全部聞いていたら時間が足りない
そのため、不明点をすべて確認することはかなりハードです。
もし質問するのであれば、前回の授業の疑問点をまとめ、端的に質問できるよう毎回準備することがおすすめです。
「なんとなく」で進んでしまう
「分からないところないですか?」と聞かれても「大丈夫です」と思わず答えてしまうこと、「経験ある!」という人も少なくないと思います。
時間が限られていたり、周りに他の人がいると、どうしても「なんとなく」で進んでしまうって感じです。
どうしても「こんなこと聞いていいのかな?恥かいちゃうかな」「たぶん、、、分かった気がする」と思ってしまいますよね。
ただし、それではすぐに英語が身に付くわけないですよね。
英会話学校は上手く利用しよう
とはいえ、英会話学校は、国内でネイティブと話せる貴重な機会。
うまく利用すれば英語力アップにはつながります。
英会話学校を利用するなら、学べるだけの基本的な知識を身に付けてからにしよう。
思考停止して「英語の勉強を始める=英語学校に通いだす」と思っている人も多いですが、個人的には、それだと英語力UPはかなりハードだと思います。
時間と労力とお金、どれをとっても遠回りです。
まずやるべきことは、英会話学校に通う前に、中学英語の思い出し作業です。
昔、学校で習ったことの思い出し作業をする前に英会話学校に通うことは、ストレッチなしに野球やサッカーの試合に出るようなものです。
しっかりと思いだし作業をして、頭をもみほぐしてから英会話学校に通っても、決して遅くありませんよ。

基礎を侮ってはいけない
そういう人がたまにいます。
でも、それでは不十分。
「あ~これ昔やったな」というのが、ここでいう“思い出し作業”ではないです。
「聞き流すだけ」は限界がある
最初から「聞き流し」教材に頼る人、少なくないと思います。
もちろん、ながら学習やスキマ時間の利用に「聞き流し」は便利です。
ですが、基礎を思い出す際には、それは限界があります。
しっかり目で見て理解しないと、「あ~これ昔やったな」程度の感想で終わってしまうからです。
「聞き流し」の効果があるのは、基礎をしっかりと思いだしてからです。
焦らず、最初のうちはしっかりと思いだし作業に時間を使うのがおすすめですよ。
パターン学習は限界がある
「この例文だけ覚えれば英語マスターできます!」的な本って、たくさんありますよね。
確かに、パターン学習は効果的です。
シーンによって、よく使う表現がありますからね。
でも、最初から文法などの復習を面倒だと思ってパターン学習に飛びつくと、継続するのは結構ハードです。
パターン学習で、少しは話せるようになるかもしれません。
ですが、継続するのは結構ハードです。
「そんなパターンやってないから、相手が何いってるか分からない」「え、こんなときはどういえばいいんだっけ、、、」ということになってしまうからです。
基礎を固めつつ、しっかりとアウトプットするのがおすすめですよ。
とはいえ最初はパターン学習も効果的
とはいえ、パターン学習で出てくるシチュエーションや例文は、本当によく使われるものばかり。
そのため、上手に利用すれば効果的です。
パターン学習は、『こんな文法あったな!』といった”思い出し作業のきっかけ”にするのがおすすめ。
そうすることで、パターン学習で学んだ例文を、色々なシーンで応用できるようになりますよ。
ちなみに、僕が最初のころに勉強していたパターン学習の本は、こちらです。
これで基本的な「英語の型」みたいなものは学べました。
あとは基礎知識を生かして、単語を変えたり副詞を追加したりして、英語力を伸ばしてきました。
パターン学習の最初の1冊目としては、かなり使いやすいと思いますよ。
できることから始めよう
そう思う人もいるかもしれません。
結局のところ、思考停止して英会話学校やパターン学習に飛びつくのではなく、「自分のレベルにあった学習方法から始めよう」ということです。
英語の勉強法はたくさんある
英語といっても、その勉強方法はたくさんあります。
例えば、英語力を伸ばすなら以下のような方法です。
・Web学習サービス
・オンライン英会話
・TOEIC
・英会話学校
・語学留学
色んな方法があるので、自分にあった方法を選びましょう。
それぞれの勉強法の詳しい内容は、こちらの記事にまとめていますのでぜひチェックしてみてくださいね。

自分に合った勉強法とは?
英会話学校やパターン学習以外にも、世の中には英語の学習方法はたくさんあります。
どれを選ぶべきかというと、「毎日続けられる勉強法」です。
本格的に勉強を始めたら、最初に大切なのは「基礎を固めること」とともに、「勉強の習慣化」です。
無理な目標設定をしても毎日続きません。そのため、まずは「毎日続けられそうな勉強法を選ぶ」がおすすめです。
英語学習を習慣化することの重要性については、こちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひ確認してみてくださいね。

また、忙しい社会人こそ、効率的に学習したいですよね。
僕のおすすめは、インプットとアウトプットを一つのアプリでできる「スタディサプリENGLISH ビジネス英語コース 英会話セットプラン」。
こちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね

まずはTOEICから始めるのがおすすめ
社会人であれば、まずはTOEICから始めるのがおすすめ。
理由は、以下の通りです。
✔社会人ならまずはTOEICがおすすめの理由
理由①:TOEICの表現はビジネスでそのまま使える
理由②:アメリカ英語以外も手軽に勉強できる
理由③:成長を感じ取りやすいので継続できる
理由④:未だに転職市場での評価が高い
詳しくは、こちらの記事で紹介しているのでぜひご覧くださいね。

まずは勉強する項目を決めよう
とはいえ、やみくもに勉強を始めても遠回りになってしまいます。
TOEICといっても、いろんな知識がありますよね。
✓TOEICで求められる知識
・単語力
・文法力
・リスニング力 など
まずは、いまの実力にあわせて、自分がどの項目を伸ばしたいのか・どの項目が必要なのかを決めましょう。
その後で、具体的な勉強方法を検討すれば、効果も実感しやすくなるので、勉強が習慣化しやすくなりますよ。

なお、TOEIC 400点台から独学で900点台まで到達した僕がおすすめする、TOEICの勉強法に関する記事は、こちらの記事にまとめています。
勉強前に、ぜひチェックしてみてくださいね。

TOEIC勉強するときのポイント
そんな質問を頂くこともあるので、TOEIC勉強法のポイントについてもまとめています。
TOEIC勉強を始める前に、ぜひ一度ご覧くださいね。

アウトプットこそ最強の暗記法
では、頑張ってインプットだけしてれば英語力UPするかというと、そうではありません。
アウトプットこそが、最強の暗記法です。
これは、精神科医でベストセラー作家である、樺沢紫苑先生がこちらの本で紹介しています。
樺沢先生によれば、「インプットした後に何度も使われる情報が、長期記憶されやすい」ということです。
脳は、実際によく使うものを重要な情報ととらえ、初めて長期記憶として保存して現実に活かす
忙しい人におすすめのアウトプット
では、どのようにアウトプットするか。
僕がおすすめするのは、以下の通りです。
スキマ時間を使って、スタディサプリ ENGLISHでアウトプット。

『スタディサプリ ENGLISH』は、リクルートが運営する英語学習サービスで、多くの企業で導入されている人気アプリです。
以下は、公式ホームページで紹介されている導入企業の一部です。

出展:公式ホームページ「導入事例」
上記ホームページの「TOEICコース」の他、以下のようなコースがあります。
「ベーシックコース」
「日常英会話コース」
「ビジネス英語コース」
「新日常英会話コース」
「TOEICコース」
インプットを長期記憶にするために、『安く』『スマホで』『スキマ時間で』アウトプット(=問題を解く)ができるので、忙しい人にこそ特におすすめ。
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通勤時や休憩時間をつかって、ぜひアウトプットしてみてくださいね。
やる気が出ない時の対処法
どうしてもやる気が出ないって日、一度は経験あるんじゃないかと思います。
そんな時でも、習慣化するまでは毎日少しでも勉強するのが大切。
1日サボるだけで、これまでやった数日分の勉強を無駄にしてしまったと思った方がいいです。
そんなときでも出来る勉強法を、こちらの記事に纏めてみました。
「どうしてもやる気が起きない日がある」「仕事で疲れた日は面倒になっちゃう」そんなことを思ったことがある人は、ぜひご覧くださいね。

今回は以上です。
ありがとうございました。
》》TOEIC勉強法の記事は、こちら『【記事まとめ】TOEIC勉強法の完全マップ|400点台→独学900点台を目指す方法』に纏めています。ぜひ併せてチェックしてみてくださいね。