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転職で合格・成功するための面接の攻略法・ポイント3選【不安解消】

転職で合格・成功するための面接の攻略法・ポイント3選【不安解消】転職で合格・成功するための面接の攻略法・ポイント3選【不安解消】
転職のときの面接って、新卒の時とは違うよね。合格するためにはどういったことに気をつければいいの?

合格するための転職での面接の攻略法、ポイントを教えてください。

こういった悩みにお答えします。

☑本記事の信頼性

総合型コンサルティングファーム、総合商社、大手金融機関で転職者の採用担当の実績があり、さらに、これらポイントを踏まえてこれらの企業に転職できた実績のある僕が解説します。また、現在は海外の企業でも採用面接官をしています。

先に結論をお伝えします。転職における面接のポイントは、以下の4つです。

☑転職で合格・成功するための面接の攻略法・ポイント

ポイント①:質問の意図を理解する
ポイント②:面接担当者の立場を理解する
ポイント③:最後まで楽しむ(諦めない)
ポイント④:最後の質問はキャリアに関する前向きなことを

なお、これ以外の面接に向けての準備段階での注意点などは、こちらの記事に記載していますので、こちらも併せて確認してくださいね。【初心者必見】転職活動の手順・プロセス一覧まとめ完全版【解説付き】

本記事を読めば、転職活動における面接での重要なポイントやその攻略方法がわかりますよ。これらのポイントを踏まえて、転職での成功をきっと勝ち取ることができます。

それでは、以下でそれぞれのポイントについて解説していきます。

ポイント①:質問の意図を理解する

まず重要になるのが、質問の意図を正しく理解して回答するということです。以下では具体的に説明していきます。

聞かれたことにストレートに答える

言われれば当たり前のことですよね。ですが、転職初心者がやりがちな間違いとして多いのが、自分が話したいことを話してしまうことです。

1聞かれた質問に対して、10話してしまうようなものですね。

限られた時間の中で、正しく自分をアピールすることが大事です。すなわち、相手が求めている情報に、ストレートに答えることです。

面接官に良い情報を与えてあげる

相手は面接のプロです。これまでにも、あなた以外の何人もの応募者と面接をしてきたことでしょう。彼らは、その限られた時間の中であなたの良い部分や特徴を最大限聞き出そうとしています。

もし面接で落とされるのだとしたら、大半の理由は、何か大きな欠陥があったのではなく、面接と言う限られた時間で、あなたの良さや特徴がいまいちよくわからなかったことが大半を占めます。

考えてみれば当然のことです。その面接官は、あなたとの面接が終わった後、その人の上司に対し、あなたがどれだけ素晴らしい人間か、あなたがこの会社に入ってどれだけ貢献してくれるかを、あなたに代わって上司にアピールしなければならないのです。

したがって、「こういう特徴があるから会社に貢献できると思います」「こういう理由できっと長期間にわたって働いてくれると思います」と説明できるだけの、好材料を与えなければいけないのです。

説明力はやっぱり大切

相手の質問の意図を理解し、相手の質問に関係ないことをベラベラ話したり、相手の質問に答えていないのに答えたふりをするようなことがあっては、相手は必要情報を得られないまま面接を終了することになります。

その意味で、相手の質問の意図を正確に理解し、相手に必要な情報を与えると言う姿勢で質問に答えなければならないのです。

さらに、質問のその先にある本音まで見通すことができたら、さらに合格に近づきますね。

面接官だって、もちろん人間なので質問が得意な人も不得意な人もいるでしょう。深読みしすぎる事は良くないですが、もし質問の意図や本質が分からなければ、「こういうご質問と言う理解でよろしいですか?」と、質問の裏側にある本音や本質まで考えながら面接を進めていくことができれば、より合格に近づくと思います。

ポイント②:面接担当者の立場を理解する

ポイント①で説明した通り、相手がどのような情報を必要としているかを考え、それに対してストレートに答えてあげることが大切です。

そこでここでは、それぞれの面接官の立場について解説します。面接官の立場を正確に理解することが大切です。

一次〜二次面接では具体的なスキル経験を伝える

これは、企業によって面接の回数が異なってくるため一概には言えませんが、例えば面接が4から5回程度であれば、一次〜二次面接に出席される面接官は、現場責任者と考えていいでしょう。

彼らはあなたに対して、「もし入社したら、このポジション、この仕事で活躍することができるか?」という観点で見ています。

したがってあなたは、それを見越して過去の実績や経験、スキルなどをもとにより具体的にアピールすることが必要です。つまり、面接官たちに対して、「私は具体的にこういったスキルや経験があるため、こういう形で貢献できますよ」と言うことが伝えられれば大正解です。

最終面接では熱意を伝える

こちらも企業によりますが、もし最後に人事面接がなければ、基本的には最終面接の面接官は役員または役員と同等の権限を持った人だと考えて良いでしょう。

こういった役員またはそれと同等レベルの人は、現場での具体的な業務内容に適合するかどうかよりも、『その人がその会社でキャリアを積んでいけるか』『この会社に長く務めてくれるか』ということに重きを置いてみています。

そのため、これまでの具体的な経験やスキルのみを前面に押し出すのではなく、その会社に対する熱意や、ポジティブな転職理由などをアピールする方が効果的だといえます。

特に、ネガティブな転職理由を伝える事は避けた方が良いでしょう。人はネガティブな要素の方が記憶に残りやすく、かつ、ネガティブな転職理由を言われると「この人はまたうちの会社も辞めてしまうのかな」と不安にさせてしまいます。不必要にネガティブな印象与える必要はありませんので、注意した方が良いでしょう。ネガティブな転職理由を言われると「この人はまたうちの会社も辞めてしまうのかな」と不安にさせてしまいます。不必要にネガティブな印象与える必要はありませんので、注意した方が良いでしょう。

ポイント③:最後まで楽しむ(諦めない)

実はこれは、事前準備をするのは難しいですが、非常に重要なポイントとなります。それでは、以下で説明していきます。

楽しんでいると前向きな印象与えられる

転職では、これまでの実績や経験、スキルが注目されますし、評価されやすいポイントになります。しかしながら、やはり会社は組織、つまりは人の集まりなので、どうしても人柄も重視されます。

仮に同じスキルを持った人が複数いたら、当然に前向きで明るい人と仕事をしたいと思いますよね。

もちろん、難しい質問が出たときに困った表情や後ろ向きな回答をしてしまうこともあるでしょう。それを避けることが非常に難しいことですが、もしそういった状況に遭遇しても、すぐに切り替えてください。難しい質問が出たら、あなたが困った表情や態度をしていることも面接官は分かっています。ただし、その後もそのような態度や表情をしていたら、面接が終わった後、あなたの印象は後ろ向きなものしか残らないことになってしまいます。

したがって、できるだけ前向きな姿勢と言うのを崩さないでください。

諦めないだけで熱意は伝わる

どんな人だって、難しい質問をされたら回答に困ることがあります。場合によっては、回答しにくい難しい質問をわざと言っているケースもあります。なぜなら、ビジネスは想像通りにいかないことの方が多く、たびたび困難に遭遇します。そういったときのあなたの姿勢と言うのをチェックしている可能性が往々にしてあります。

では、そういった場合どうするか。答えは潔く諦めてしまってオッケーです。

しっかりと事前準備をしたと言う自信さえあれば、それでも答えられない質問が来てしまったときには、潔く諦めて、『自分にとって難しい質問であること』や『答えにくい』そういうことを素直に話してしまってもオッケーです。

ただし、正確な事は答えられないにしても、潔く素直にわからない旨を伝えた上で、今持っている情報をかき集めて、何とか必死に答えようとしてください。

そうしたあきらめない姿勢を見せるだけで、どうしてもその企業に入りたいと言う熱意が面接官に対して伝わります。

ポイント④:最後の質問はキャリアに関する前向きなことを

そして最後のポイントは、面接の最後に必ず聞かれる「あなたの質問」についてです。

キャリアに関する質問をする

もちろん、面接の中で何か言い忘れたことや言いそびれてしまったことがあるそうであれば、それをいっても構いませんが、出来る限りその会社でのキャリア、すなわち未来に向けた前向きな質問をするようにしてください。

企業にとって、人を採用するには相当なコストがかかっています。したがって、同じような能力を持った人材が複数いた場合においては、できるだけ長期的に働いてくれる人を採用します。なぜなら、それだけ採用コストを十分に回収できるからです。そのため、最後の質問では、あなたがその会社において長期的なキャリアビジョンを抱こうとしていると言う前向きな姿勢を伝えるようにしてください。

それだけで、他の候補者と一歩先を行くことができますよ。

お金や働き方に関する質問はNG

一方で、収入や働き方、残業時間等についての質問は、面接の最後の質問では言わないようにしてください。もしそのようなことを聞きたければ、必ず転職エージェント経由で聞くようにしてください。

もちろん、お金や働き方等について質問することが必ずしもダメと言うわけではありません。しかしながら、面接の最後に与えられた貴重な質問の時間に、そのような質問をするのはNGです。

お金や働き方もちろん気になるポイントではありますが、その面接官が必ずしも答えを持っているわけでもありませんし、彼らにもっと聞くべき質問があるはずです。

それに、それだけ貴重な時間を与えたところ、すぐに目先の環境(お金や労働時間等)について質問してきたと言う事実は、「長期的に働いてくれないんじゃないか」「またすぐに文句を言い出しそう」と言う印象を与えてしまいます。

そのため、最後の質問については、もし絶対に聞きたい質問があるのであれば、事前に転職エージェントにただし、十分に対策を考えてから質問すべきです。

さいごに

以上が転職を成功させる、合格するための面接の攻略法、ポイントになります。

とにかく、相手の立場に立って、相手がさらにその後にいる上司に、あなたの言い分を伝えてもらえるよう、体が欲しがっている必要な情報を限られた時間の中で適切に与えるよう心がけてください。

これらのポイントをしっかりと押さえていれば、面接は決して強くはありません。これらのポイントを生かして、他の候補者の一歩先をいきましょう。

この記事を読み終えたら、ひとまず転職エージェントに登録しておきましょう。企業情報がメールで届いたり、無料で転職の相談ができます。いずれも5分ほどで登録できますよ。


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