受験生や業界初心者へ

【解消】不安で転職活動できない人が知っておくべきことと失敗しないためのポイント3選

 

不安や悩みで、転職活動に踏み出せない人

『転職には興味があるし、チャレンジしたい業界もあるけど、何か不安だな。転職活動を始めるときの不安って、どうやったら消えるのかな。』

こんな疑問にお答えします。

 

✔この記事の想定読者

・なかなか転職活動に踏み出せない人

・転職したらもったいないと感じてしまう人

・新たなチャレンジが怖いと思ってしまう人

 

こんにちは、複数の大手企業で採用担当をしていた、税理士のまぐすです。

この記事では、「転職って不安だな」という人に向けて、「転職活動が不安な人が知っておくべきこと」というテーマで紹介します。

 

✔この記事の信頼性

この記事を書いている僕は、Big 4・5大総合商社・大手金融とキャリアを積み、現在は海外でぬくぬく生活をしています。また、現職を含め、それぞれの企業で採用担当もしていました。(詳しくは、こちらのプロフィールをご覧くださいね。)

僕自身、転職が不安で悩みすぎて、睡眠不足や急な白髪に悩まされつつも、キャリアアップを成功させてきました。

 

転職は、生活の大きな変化。不安を抱いている人も、少なくないと思います。

この記事を読めば、きっと「あ、転職活動ってそんなに怖くないんだ!」と思ってもらえると思います。

不安でもんもんと悩んでいる人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

それでは、紹介していきます。

 

不安で転職できない人が知っておくべきこと

 

不安で転職活動に、一歩踏み出せないという人。

そんな人が知っておくべきことを、まずは紹介します。

 

まずは「不安」の原因を探ってみよう

 

まずは、自分の不安の種を探ってみることから始めるのがおすすめ。

 

不安の多くは、「不満」vs「不安」

 

転職に興味を持つということは、今の環境に何かしらの不満があるということ。

 

・興味のあるスキルが活かせない

・人間関係が良くない

・年収が低い

 

いろんな不満があると思います。

 

そんな不満に対して、「転職の何が不安なのか」を検討してみるのがおすすめ。

例えば、以下のような不安がある人も少なくないと思います。

 

・転職したら、なんかもったいないかな。

・転職先で、うまくやっていけるかな。

・思ってた転職ができるかな

 

じっくり考えてみると、こうした漠然とした不安が、色々と出てくると思います。

 

特効薬は、「不安の正体」を明らかにすること

 

これは、「世界中でもっとも美しい本の一つ」とも評される、世界3大幸福論の1つである「アランの幸福論」で、以下のように紹介されています。


・本当の原因が分からないかぎり、勘定をコントロールすることはできない

・わたしたちは勘定から抜け出ることができる。しかしそれは、思考によってではなく、行動することによって、である。

 

変化に対して、人は不安を抱くもの。

1928年から約100年も生き続ける、偉大な哲学者のパワーワードを信じて、まずは不安の正体を明らかにしてみるのがおすすめですよ。

 

悩むのは内定をもらってからでOK

 

「新しい会社でうまくいかなかったらどうしよう」「次のところでスキルをほんとに生かせるのかな」

相談頂く際、そういった不安で転職にチャレンジできない人も、たまにいます。

 

入社してどうなるかは、内定をもらってから悩めばOKですよ。

 

スキルを生かすための転職は、「ちょっとチャレンジング」というケースもよくあります。

特に、大手企業やコンサル、ファンドなど、一般的には、「厳しい」と言われる環境に挑戦する人も、いると思います。

 

ですが、入ってからのことは、内定をもらってから考えればOK

受けてもないのに悩んでも、時間と労力を消費するだけです

 

これは、アランと並ぶ、世界3大幸福論の1つである「ラッセルの幸福論」で、以下のように表現されています。


・悩みの原因になっている事柄がいかにつまらないかを悟ることで、ずいぶんたくさんの心配事を減らすことができる。

・たとえば、あなたが舞台に立ちたいと思う青年だとしよう。そして、両親はあなたの希望に反対しているとしよう。もちろん、両親の考えは、あたっているかもしれない。もしかしたら、あなたは、てんで演技力がないかもしれないし、声が悪いかもしれない。しかし、かりにそうだとしても、そのことはじきに演劇人から知らされるだろうから、別な職業につく暇はまだ十分にあるはずである。

 

新しい環境への挑戦は、不安や悩みがムンムン湧いてきます。

でも、差し迫ってもいない不安に、怯える必要はありません

 

悩むのは、選択権が与えられてから。

興味を持ったらその瞬間、誰にだってチャレンジする権利はありますよ。

 

『今の生活』は取り戻せる

 

「でも、転職してイメージと違かったら、今の生活よりも悪くなっちゃうかも…」

そんな不安を抱く人も、少なくないと思います。

 

大抵の場合は、今と同じような会社ポジションでは、戻って来れますよ。

 

そんな不安を抱く人こそ、転職サイトに登録してみるべきです。

 

多くの場合、転職サイトに登録すると、エージェントや企業から『この(うちの)会社を受けてみませんか?』とオファーが届きます。

そのオファーを見て、今の会社・待遇・ポジションとほぼ同じってこと、よくあります。

 

こちらの記事でも紹介していますが、日本の文化の1つである終身雇用は、すでに崩壊しかけています。

 

勉強方法
終身雇用の崩壊で大手企業への転職が狙い目な話【転職準備を始めるなら今】 こんな疑問にお答えします。 ✓この記事で解消できる疑問や不安 ・転職を検討してるけど、どんな会社が狙い目...

 

現代は転職時代。

メガバンクや大手メーカーなど、これまで中途採用に消極的だった企業も、スキルを持った人材を多く採用しています

 

タイミングや止め方さえ間違えなければ、実は思ったより深く悩む必要はないかもですよ。

 

【実体験】おすすめ転職サイト・エージェントの紹介と比較まとめ【30代から50代にも】 こういった疑問にお答えします。 ✓この記事の想定読者 ・転職を検討している人(20代~50代まで) ・どの...

 

転職失敗しないためのポイント3

 

『じゃあ、思い切って転職してみよう!』

そう思って転職先を決める前に、失敗しないためのポイントを、厳選して3つ紹介します。

 

転職理由はかなり大切

 

転職理由。

これは、転職後においてもかなり大事です。

 

同業他社とは、想像以上に強くつながっていることが多い

 

『もうやめた会社だし、転職もできたからいいだろ』

そう思う人もいるかもしれません。

 

ですが、会社はライバル企業・競合相手と意外とつながっていることが多いです。

 

例えば、経団連の会合や、業界内の勉強会など、つながる機会はたくさんあります。

 

そのため、業界内で悪いイメージを持たれることは極力避けたい。

 

もし、転職先が思ってたイメージと違った場合、次の転職先が見つけにくくなっちゃいます。

本音と建前、しっかり使い分けるのがおすすめですよ。

 

内定は必ず”複数”からもらおう

 

転職するか悩むのは、必ず複数社から内定をもらってからにするのがおすすめ。

 

1社しか選択肢がないと、自然とその会社を過大評価するようになってしまいますよ。

 

1社しか内定がないと、だんだんこんな気持ちになってくる人も少なくないはず。

 

・思ってたよりいい会社かも

・きっと高く評価してくれてる

・待遇がかなりいい気がする

 

実はこれは、自然な心理です。

社会心理学では、努力して手に入れたものの価値を過大評価することを『努力の正当化』といいます。

 

日本でもベストセラーとなった『Think clearly』の著者であるロルフ・ドベリ先生は、この『努力の正当化』について、こちらの本で次のように警鐘しています。


努力して手に入れたものの価値を過大評価する「努力の正当化」

何かに「時間」と「労力」を費やしたときには、必ずその「結果」を見るようにしよう。距離を置いて、「結果」だけを見る。

 

スケジュール管理に注意!!

 

とはいえ、内定をくれた会社が、他社の結果が出るまで待ってくれるとも限らないですよね。

 

転職におけるスケジュール調整は、かなり難しい。

 

転職活動では、複数の会社を並行して受けるのがおすすめ。

とはいえ、理由については、こちらの記事「【転職の方法】転職エージェントは必要?絶対に利用・登録すべき理由3選【必須です】」で詳しく紹介していますが、面接回数も違うし、結果が出るまでの時間も違うため、スケジュール管理・調整・交渉は結構ハードです。

 

だからこそ、必ず転職エージェントを利用すべき

 

 

転職活動中からスケジュール管理してもらい、ほぼ同時期に内定が出るようにするのがおすすめ

『努力の正当化』の犠牲になって、間違った選択をしてしまったらもったいないですよ。

 

なお、「転職成功のための転職エージェントの使い方」については、こちらの記事「【体験談】転職を成功させるコツはエージェントを「うまく利用」すること【面談は大事】」で詳しく紹介しています。

ぜひ併せてチェックしてみてくださいね。

 

『内定くれたから、、、』と恩を感じる必要はない

 

『でも、せっかく内定くれたのに申し訳ない、、、』

そう思ってしまう人もいるかもしれません。

 

内定を辞退する人は、結構多いですよ。

 

マイナビ転職の調査によれば、大企業でも、2割以上の会社が内定辞退率が21~40%です。

中途採用面接時のドタキャン(連絡もなく面接に来ない)に悩んでいる様子がうかがえます。

従業員数1000人以上の企業では、8割は面接のドタキャンを経験、40%を超えるドタキャン率は2割を占めることが確認されます。

出展:中途採用サポネット「大手企業を悩ませる中途採用面接のドタキャンと内定後の辞退。求められる関連部署との協力体制

 

そのため、『内定くれたから』と無理に転職する必要はなし。

会社側だって、入社してもモチベーションが低かったり、入社後すぐ転職されても困っちゃいますからね。

 

お互いのためにも、転職は社会人としてきっぱり判断するのが大切ですよね。

 

【実体験】おすすめ転職サイト・エージェントの紹介と比較まとめ【30代から50代にも】 こういった疑問にお答えします。 ✓この記事の想定読者 ・転職を検討している人(20代~50代まで) ・どの...

 

まとめ

 

さいごに、この記事のまとめです。

不安で転職活動できない人が知っておくべきことは、以下の通りです。

 

✔不安で転職活動できない人が知っておくべきこと

・まずは「不安」の原因を探ってみよう

・悩むのは内定をもらってからでOK

・『今の生活』は取り戻せる

 

転職活動って、実はそんなに怖くないです。

思った待遇でなければ辞退すればいいし、現在の環境にならすぐ戻ってこれます。

 

漠然とした不安・悩みに押しつぶされずに、興味を持ったらまずは行動してみてくださいね。

 

この記事が、希望のキャリアを作るきっかけになってくれていたら嬉しいです。

 

今回は以上です。また次の記事でお会いしましょう。

ありがとうございました。

 

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