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【受験生向け】税理士試験のおすすめ税法科目と失敗しない選び方【元Big4税理士が紹介】

 

受験科目に悩んでいる税理士受験生

『これから税理士試験にチャレンジするんだけど、どの科目を選ぶのがいいのかな。勉強のボリュームも全然違うし、受かりやすさも違うって聞く。おすすめの税法科目とかあったら知りたいな。あと、失敗しない選び方があれば教えてほしい。』

こんな疑問にお答えします。

 

✓この記事の想定読者

・科目選択で悩んでいる税理士受験生

・これから税理士試験にチャレンジしようと思っている人

・学校や仕事が忙しくて、科目選択に悩んでしまっている人

 

こんにちは、元Big4の税理士、まぐすです。

この記事では、税理士受験生やこれからチャレンジするという人に向けて「税理士試験のおすすめ税法科目と失敗しない選び方」を紹介します。

 

✓この記事の信頼性

この記事を書いている僕は、4大税理士法人で働きつつ税理士試験を終えました。

その後、5大総合商社・大手金融を経て、現在では海外でのんびり生活しています。税理士資格や、実務経験を武器にキャリアアップしてきました。

多忙な日々の中で試験に合格しつつ、その後のキャリアに生かせる選択をしてきました。

 

税理士試験の科目選び。国税三法を選びたいけどボリュームが多いし、ミニ税法は実務的じゃない、、、そんな悩みを持っている受験生も少なくないと思います。

この記事を読めば、どんな科目を・どのように選べば失敗しないかが分かってもらえると思います。

 

ぜひ最後まで読んで、後悔しない選択をしてもらえたらと思います。

それでは、紹介していきますね。

 

税理士試験のおすすめ税法科目

 

まずは結論。

絶対的なおすすめ科目はない。目的別に考えよう。

 

残念ながら、だれもに共通したおすすめ科目はないです。

人によって、環境も個性も目的も、違いますからね。

 

何をもって『おすすめ』?

 

まず考えるべきは、「何をもっておすすめか」ということ。

 

「おすすめ科目は何ですか?」という質問を頂くことがありますが、おすすめといっても、いろんな考え方がありますよね。

・受かりやすい?

・合格レベルまでの勉強時間が少ない?

・将来のキャリアに生かしやすい?

 

「とにかく試験に合格すればいい」という人もいるし、「仕事が忙しくて時間がないから、勉強時間が少ない科目がいい」という人もいる。

一方で、将来を見越して「実務で生かせる科目がいい」という人もいる。

 

まずは、自分の環境や状況、目的を明確にすることから始めるのがおすすめ。

 

税理士試験の勉強は実務に役立つのか【元Big4税理士が解説】 こんな疑問にお答えします。 ✓この記事の想定読者 ・就職や転職を考えている税理士受験生 ・...

 

『受かりやすい』は人それぞれ

 

「とにかく試験に合格したい!」という人もいます。

ですが、これも人によって異なります。

 

「勉強時間が少ない科目=受かりやすい」は間違い

 

勉強時間が少ない科目。

下表のように、一般的には以下の科目とされています。

✓勉強時間が少ない科目

・国税徴収法

・酒税法

・住民税

・事業税

出展:スタディング「税理士試験合格までの勉強時間は?科目ごとに勉強時間は違う。

 

ただし、勉強時間が少ないからといって、合格しやすいというわけではありません。

勉強時間が少ないということは、たいていの受験生は合格レベル。満点レベルを取らなきゃ受からないということも。

 

こちらの国税庁が発表する合格率からも、一番合格率が低かったのが「国税徴収法」

出展:国税庁HP「令和元年度(第69回)税理士試験結果

 

受験者数は少ない方なのに、合格率が一番低い。

単純に「勉強時間が少ない=合格しやすい」と考えるのは危険ですよね。

 

「受験者数が少ない」も注意

 

「じゃあ受験者数が少ない科目を選べばいいんじゃない?」

そう考える人もいるかもしれません。

 

ですが、受験者数が少ない科目も注意すべきです。

理由は以下のとおり。

✓受験者数が少ない科目も注意が必要な理由

理由①:受験者数が少ない=合格者数も少ない

理由②:勉強内容が実務に生かしにくい

 

「理由①:受験者数が少ない=合格者も少ない」は、分かりやすいと思います。

 

税理士試験は、上記約10%が合格する試験。

受験者数が少ないということは、当然に合格者も少ない。

「一つのミスが合否を分ける」なんてことも多いです。

 

「理由②:勉強内容が実務に生かしにくい」は、一度でも受験したことのある人なら分かりやすいかもしれません。

例えば事業税や住民税、固定資産税。これらは他の税法に比べて「判断が難しい」というよりも「機械的に計算する」ことが多いため、目安の勉強時間も少なくなっています。

酒税法に至っては、必要となるのは酒造メーカーなど一定の企業でしか必要じゃないから。

 

受験者数が少ない科目を選ぶときは、注意すべきですよね。

 

科目ごとの将来性

 

「将来のキャリアに生かしやすいか?」という目線で、科目ごとの将来性について紹介します。

 

機械的に計算できる科目=将来がちょっと不安

 

正直なところ、「勉強時間が少ない」「受験者数が少ない」という科目は、将来的にちょっと不安です。

理由は以下の通りです。

 

・そこでの知識で専門性を発揮するのが難しい

・AIで自動化が可能!?

・すでに会計ソフトなどで自動計算されている

 

もちろん、会計事務所や将来の税制改正などによって、需要が高まることもあると思うし、将来を決めつけることも出来ない。

ですが、上記のような理由から、「将来のキャリアに生かしやすいか」というと、ちょっと不安があります。

 

これらの科目を選ぶときは、「将来性」よりも「自分の環境や状況にあっているか」で選ぶべきかなと思います。

 

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国税三法などの方が、専門性を発揮できる【キャリアアップにも】

 

では、「将来のキャリアに生かしやすい科目は?」というと、やはり王道の「国税三法」を選んでおいて損はないと思います。

 

理由は、制度が年々複雑化していて、専門性を発揮しやすいから。

 

もちろん、税法そのものの範囲も広いし複雑なので、勉強時間は多くなってしまいます。

ただ、だからこそ専門性を発揮しやすい。

 

以下の記事でも紹介していますが、税理士試験の勉強は、将来の実務にも必ずつながります。

将来を見据えた科目選択をするなら、検討してみるのがおすすめです。

 

税理士試験の勉強は実務に役立つのか【元Big4税理士が解説】 こんな疑問にお答えします。 ✓この記事の想定読者 ・就職や転職を考えている税理士受験生 ・...

 

失敗しない税法科目の選び方

 

では、具体的にどのように選択科目を選ぶべきかを紹介します。

 

結論、以下のとおり。

キャリアプランに合わせて科目を選ぼう。

 

選択科目はその後のキャリアを決める

 

税理士試験でどの科目を選ぶか。

これは、その後のキャリアプランに影響します。

 

以下は、税理士業界の主なキャリアプランと、そのキャリアに必要な国税三法(法人税、所得税、相続税)を示した図です。

税法は、それぞれ対象となる納税者がおおむね決まっています。

法人税なら企業、所得税や相続税なら個人といった感じです。

 

それによって、その後のキャリアもおおむね決まってきます。

 

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まずは「将来なりたい税理士像」を考えよう

 

そのため、まず考えるべきは「将来なりたい税理士像」

自分がなりたい税理士像に併せて科目を選択していれば、科目選択で失敗することはないと思いますよ。

 

短期合格を目指して勉強時間が少ない科目を選択するという人、少なくないと思います。

もちろん、それも戦略の1つです。

こちらの記事でも紹介していますが、税理士受験生は「早く試験を終わらせて、早く実務経験を積むべき」と考えているためです。

 

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ただし、上記で紹介したとおり「勉強時間が少ない=合格しやすい」というわけではありません。

また、実務で生かしにくい科目の場合、勉強のモチベーションも維持するのが結構キツイ、、、

 

「科目は関係なく、とにかく早く合格するんだ!」と割り切ってみるのもありなのかもしれない。

でも、せっかく大事な時間を費やして勉強するなら、その後のキャリアにつながる選択をした方が、失敗はないですよね。

 

自分の生活にあった勉強法を選ぼう

 

「将来に生かせる科目といっても、仕事が忙しいし勉強辛いな、、、」

そう思う人もいるかもしれません。

 

予備校に通うのが王道だけど、自分の生活にあった勉強法を選べばOK。

 

少し前は、「税理士の勉強といえば予備校に通わなきゃ」という人、少なくなかったんじゃないかと思います。

 

ですが、リモートワークの普及やネット環境が向上した現代では、色んな勉強方法があります。

・通学スタイル

・通信講座

・アプリなどのオンライン資格講座

・一般の市販教材 など

 

「通学スタイルに挑戦したけど、仕事が忙しくて挫折しちゃった、、、」「税理士に興味はあるけど、時間がなくてどうしようか悩んでいる、、、」

そんな人でも、無理なく勉強できる時代。

 

自分の生活にあった勉強法を選んで、ぜひチャレンジしてみるのがおすすめ。

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まとめ

 

最後に、この記事のおさらいです。

 

税理士試験のおすすめ税法科目の結論です。

絶対的なおすすめ科目はない。目的別に考えよう。

 

残念ながら、だれもに共通したおすすめ科目はないです。

人によって、環境も個性も目的も、違いますからね。

 

そのため、失敗しない選び方は、以下のとおり。

キャリアプランに合わせて科目を選ぼう。

 

下図のとおり、キャリアによって選ぶべき科目は変わってきます。

特に、国税三法はほかの税法に比べて勉強時間が多いとされている科目。

とはいえ、いまでは通学スタイルだけでなく、いろんな勉強方法で頑張っている人も多い時代。

 

自分の環境や生活に合わせて勉強方法を選べばOKです。

将来を見据えて、自分の理想とするキャリアプランにあった科目にぜひチャレンジしてみてみるのがおすすめ。

「科目選択で失敗した、、、」ということにはならないと思いますよ。

 

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今回は以上です。

ありがとうございました。

 

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