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TOEIC時間が足りない時の対処法と時間配分&ポイント【初心者・社会人必見】

 

TOEICにチャレンジする人

『TOEICの勉強頑張ってるんだけど、どうしてもいつも時間が足りないんだよな。時間が足りないときの対処法とかあれば知りたいな。』

こんな疑問にお答えします。

 

✓この記事の想定読者

・TOEIC 800点以下の人

・いつも時間が足りなくなってしまう人

・TOEIC初心者

 

こんにちは、独学でTOEIC 400点⇒900点台を達成した、税理士のまぐすです。

この記事では、TOEICで時間が足りないくなってしまう人に向けて「TOEICの時間が足りないときの対処法」をテーマに紹介します。

 

✓この記事の信頼性

この記事を書いている僕は、社会人1年目の400点台から独学で900点台を達成しました。

TOEICを武器に、Big4・5大総合商社・大手金融Global Tax Manager・海外での新規事業立ち上げと、キャリアを歩んできました。

 

長年TOEICの対策をしてたり、帰国子女のような英語力がなければ、時間が足りないって人も少なくないと思います。

「時間が足りない!」という人でも、この記事を読めば少しでも高得点が取れるようになりますよ。

 

なお、リスニングパートは音声通りの時間配分となるため、この記事ではあくまでリーディングパートに絞って紹介しますね。

 

それでは、紹介していきます。

 

TOEIC時間が足りない時の対処法

 

まず、結論です。

TOEIC時間が足りないという人がやるべき対処法は、以下の通りです。

 

戦略的に難問を捨て、できる問題だけ解く。

 

これだけで高得点は十分可能です。

以下で、詳しく紹介していきますね。

 

いきなり読解力は上がらない

 

TOEICのリーディングパートは、その点数に応じてレベル別評価がされています。

例えば、リーディングパートの約85%である425点以上取れる人は、以下のスキルがあるとされています。

 

・文章の主旨や目的が推測できる。詳細が推測できる。

・意味を読み取ることができる。言い換えがあっても、事実に基づく情報が理解できる。

文章全体にわたる情報を関連付けることができる。関連する二つの文章のつながりを理解できる。

・幅広い語彙(あまり使われない語彙、あるいは様々なトピックで用いられる語彙)、よく使用される単語の例外的な意味、慣用句的な使い方が理解できる。また、似たような意味で使われる複数の単語を区別することができる。

・規則に基づいた文法構造が理解できる。また、難しく、複雑で、あまり使用されない文法的な構造が理解できる。

出展:IIBC  TOEIC公式ホームページ「レベル別評価の一覧表

 

「文章の主旨や目的の推測」「幅広い語彙」「単語の例外的な意味」など、、、

これだけ見ても、一夜漬けでできる“特効薬”でどうにかなるテストでないことは分かると思います。

 

つまり、小手先のテクニックだけで全部解けるようなテストじゃないです。

 

日本語だって、例えば難しい専門書を「瞬間的に」ポイントをつかむのって、無理ですよね。

専門用語を覚えたり、文章構成を把握して、読めるようになります。

 

そのため、ある程度のテクニックはあるけど、まずは「テクニックだけでどうにかなるものではない」という事実を受け入れることが大事です。

 

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超上級者向けの問題も多い

 

「TOEICまだまだ勉強中」という人の中には、「一応は全部回答しなきゃ高得点は取れない」と思っている人、少なくないんじゃないかと思います。

 

TOEICは、よっぽどの上級者じゃないと全ては回答できないように作られています。

 

TOEICは、小学生から高齢者まで、幅広い人が受験します。

そのため、受験者のレベルもまちまちです。

 

そのため、よっぽどの超上級者じゃないと満点が取れないように、以下のような工夫がされています。

 

✓満点を取るために必要なスキル

・相当なスピードで回答する

・ひっかけにも騙されない読解力

・十分なビジネス単語力

 

そのため、「すべての問題」を「ちゃんと読んで」回答しようとすると、難しい問題に相当時間をとられてしまいます

 

800点以下くらいの人は、「超上級者向け」の問題ははじめから無視しちゃうのがポイントですよ。

 

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そもそも全問回答はハードなテスト

 

上記の通り、難易度の高い超上級者向け問題も、結構多いです。

それに加えて、以下の特徴もあります。

 

まともにやったら、普通では終わらない量の問題数です。

 

リーディングパートの問題数と概要は、以下の通りです。

 

リーディングセクション(75分間・100問) 印刷された問題を読んで設問に解答
Part5 短文穴埋め問題 30

不完全な文章を完成させるために、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。

Part6 長文穴埋め問題 16

不完全な文章を完成させるために、4つの答え(単語や句または一文)の中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。各長文には設問が4問ずつある。

Part7 1つの文書:29
複数の文書:25いろいろな文書が印刷されている。設問を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。文書内に新たな一文を挿入するのに最も適切な箇所を選ぶ設問もある。各文書には設問が数問ずつある。

出展:IIBC TOEIC公式ホームページ「テストの形式と構成

 

合計100問を75分で解くので、単純計算で「1問:45秒」で解くことになります。

その中で「文章の主旨や目的の推測」「幅広い語彙」「単語の例外的な意味」などのスキルが求められる、、、

 

日本語とほぼ変わらないペースで読まないと、900点台後半はかなりハード。

そのため、「満点は取れないテストなんだ、、、」という諦めが、高得点ゲットには必要ですよ。

 

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『塗り絵』でも高得点は取れる

 

「え、初めから全問正解を諦めて、高得点なんて取れるの、、、?」

そう思う人も、いるかもしれません。

 

例えば、リーディングパートを75%くらい正解すれば、十分800点台は目指せます

 

例えば、part 5から7のうち、20%くらいが上級者向けの問題だとします。

それ以外の80%の問題に正解すれば、リーディングパートで420点は取れます。

 

こちらの記事「【初心者必見】最短でTOEIC600点を超えるために必要な勉強法とおすすめ教材3選【独学900点が紹介】」で紹介しているとおり、リーディングよりリスニングパートの方が点数UPしやすいです。

 

そのため、リスニングパートで430点取れれば合計850点。

もしリーディングパートで77%の380点だったとしても、リスニングパートで420点取れれば、合計800点。

 

“戦略的に“諦めることができれば、高得点も十分に狙えるテストですよ。

 

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時間が足りない人におすすめの時間配分&ポイント

 

それでは、具体的な時間配分と、重要ポイントを紹介します。

 

目安の時間配分

 

上級者向けの難問を捨てて、簡単な問題だけ解くには以下がポイントです。

 

時間配分をあらかじめ決めて、タイムアップが来たら次に進む。

 

そのため、まずは時間配分が大事。

僕が700点台を達成してからは、ずっと以下の時間配分で解いていました。

 

Part5(30問) 10分
Part6(16問) 8分
Part7(1つの文書:29問) 27分
Part7(複数の文書:25問) 30分

 

つまり、Part5とPart6を、だいたい15分ちょっとしたらPart7に進んじゃうイメージです。

 

単純に問題数で区切ってはダメ。Part5とPart6は瞬間的に分かる問題も多いので、どれだけPart 7に時間を割けるかが勝負です!

 

時間配分は必ず守るべき理由

 

上記の時間配分は、必ず守るのが大事。

その理由は、以下の通りです。

 

各パートとも、後半になるほど難易度が高い問題のケースが多いため。

 

各パートとも、前半部分は結構スムーズに解ける問題が多く、後半に行くにつれて難易度が高くなります。

そのため、例えば「Part 5の後半」に時間をかけるより「Part 6の前半」に時間をかけた方が、正解率が高くなる。

 

もちろん、時間が余ればあとで戻ってきてOK。

ポイントは「分からない問題に執着しない!」です。

 

出来ない問題にこだわり続けるのは、ただの執着です。

 

Part7も2つに時間配分も分ける

 

Part 7についても上記の通り2つに時間配分を分けるのがポイント。

その理由は、以下の通りです。

 

Part7は、①1つの文書、②複数の文書(2または3つの文書)で構成されている。それぞれ、前半の問題のほうが解きやすい問題が多いです。

 

Part7は、長文を読んで、その内容に関する問に答える問題です。

ですが、実はその長文の数によって、3種類(長文が1つ/2つ/3つ)に分けられます。

 

具体的には、以下の通りです。

 

Part 7(長文1つの問題)

 

出展:IIBC TOEIC公式ホームページ「サンプル問題

 

Part 7(長文2つの問題)

 

出展:IIBC TOEIC公式ホームページ「サンプル問題

 

Part 7(長文3つの問題)

 


出展:IIBC TOEIC公式ホームページ「サンプル問題

 

そして、①1つの文書、②複数の文書(2または3つの文書)はそれぞれ大体同じ問題量なので、約30分くらいで時間を分けるのがポイントです。

 

Part 7をしっかり分けることで、Part 7の後半に出題される“解きやすい” 複数の文書の取りこぼしがなくなるので、結構点数UPすると思いますよ。

 

その他、リーディングの各パートに関するポイントと勉強法については、こちらの記事にまとめているので、ぜひ併せてチェックしてみてくださいね。

 

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まとめ

 

さいごに、この記事のまとめです。

 

TOEIC時間が足りないという人がやるべき対処法は、以下の通りです。

 

戦略的に難問を捨て、できる問題だけ解く。

 

これだけで高得点は十分可能です。

そして、戦略的に難問を捨てるために大切な「時間配分」は、以下のとおりです。

 

Part5(30問) 10分
Part6(16問) 8分
Part7(1つの文書:29問) 27分
Part7(複数の文書:25問) 30分

 

正しい教材で、しっかり時間管理できる準備をしておけば、それだけでも十分に点数UPが可能です。

 

なお、TOEIC初心者や、まずは600点を目指す人におすすめな教材3選は、こちらの記事で紹介しています。

 

【初心者必見】最短でTOEIC600点を超えるために必要な勉強法とおすすめ教材3選【独学900点が紹介】 こんな疑問にお答えします。 ✔この記事の想定読者 ・TOEICが600点未満の人 ・これか...

 

その他、独学で900点を達成するまでの勉強法やおすすめ教材の記事は、こちらにまとめています。

ぜひ併せてチェックしてみてくださいね。

 

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今回は以上です。また次の記事でお会いしましょう。

ありがとうございました。

 

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