「今の仕事に興味が持てない」「興味がないからつまらない」「やる気がないから日々の生活に活力が沸かない」
こんなことばかり考えちゃうんだけど、この状況を変えるには何をすればいいのかな?おすすめの業界やキャリアプランがあれば知りたいな。
こんにちは、税理士のまぐすです。今回は、こんな疑問にお答えします。
✓ 想定読者
・今の仕事にやる気がおきない人
・今の状況を変えたい人
・転職や社内異動に興味がある人
「今の仕事に興味が持てない」「興味がないからつまらない」「やる気がないから日々の生活に活力が沸かない」といった方も少なくないはず。
でも、無計画に異動や転職をしても、その悩みが解消するとも限りませんし、その後のキャリアにプラスになる保証もありません。
このような方にも、個人的には会計・税務・経理業界に挑戦することをおススメしています。その主な理由3つをまとめました。
✓ 本記事の内容|本記事から学べること
・会計税務の知識がなぜ重要なのか
・会計税務の経験があれば、社内でキャリアが可能か
・将来的に、どんな働き方が可能か
そして、この記事を書いている僕は、以下のような経験を持っています。
✓ この記事の信頼性
この記事を書いている僕の経歴は、主に以下のとおりです。
・ 就職:Big4で不眠不休の社畜
→ 大手へのコンサル経験を評価されコンサルへ
→ M&Aと国際税務を武器に大手総合商社へ
→ 約20万人の大手金融のグローバルMgrポスト
→ コンサルとしてのんびり海外生活【現在】
会計税務の知識・経験を生かせば、コンサルや大手総合商社、大手金融グループにも就職できます。
さらに、現在はそれらの経験を生かして海外で生活しています。
これらの経験を基に、会計・税務・経理業界への挑戦がおすすめな理由を3つ紹介します。
📓もくじ
理由①:社内で他の部署に異動しやすくなる!!
会計や税務、経理や財務の知識というのは、ビジネスパーソンとして必須の知識です。
ですが日本の教育上、会計や税務に詳しいビジネスパーソンが少ないのも事実。
実際、20代のサラリーマンだけでなく、管理職になりたての方や投資を始めてばかりの人向けの会計の書籍も多く出版されています。
例えば、こちらの書籍なんかは、時間がない社会人でも簡単に会計のことを学べると思いますよ。
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MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣
また、ふるさと納税が流行ったり、フリーランスや投資家の増加により、個人の所得税など税金にまつわる書籍も見かけることが増えました。
それだけ必要な知識だから、実は一般の会社内でもその知識を身に着けた人材は重宝されています。
一般企業における3つの部署(機能)について、なぜこれらの知識が生かされるのかを簡単に説明します。
企画部署(経営企画など)
経営企画部をはじめとする会社の全体方針を決める部署は、過去の会社の業績や現在の経済環境、これからの事業計画に従って会社の(事業や財務などの)戦略を練ることになります。
この際に重要となる情報の一つが、会計情報や決算情報です。
つまり、これらの数値から必要な情報を読み取れなければ、戦略など全く考えられないのです。
そのため、一度会計や経理、税務などを経験していれば、事業戦略を練る場合においても、それがどの程度の利益(売上から必要な費用をマイナスした金額)を生み出すことができるのか適切に計算することができるため、非常に重宝されます。
もう少し詳しく会計知識を身に付けたいという人には、スキマ時間を利用してスマホで勉強されることもおすすめ。
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営業部署
営業の担当する部署であっても、会計や税務、経理の知識が求められます。
例えば総合商社や投資銀行では投資判断、事業会社であれば自ら営業戦略を練る場合、何にどの程度費用を投下してどの程度利益を確保できるのかなどを適切に判断できなければいけません。
もしでいなければ、十分な利益をもたらす営業パーソンにはなれませんよね。
また、会社の商品やサービスを売り込む際、お客様に対してその商品・サービスを購入することでどのように・どの程度利益があるのかを説明する際、より説得力を持つことができます。
そのため、一般的には入社してすぐに簿記の勉強をさせる企業が多いのですが、実際そこでの勉強を生かせている営業パーソンは多くないはず。
そのため、経理などでの実務経験をもった人は重宝される傾向にあります。
・ 商社や投資銀行を狙ってる人
・ 本気で営業をがんばりたい人
こういった人には、こちらのサービス「日商簿記3,2、経理の仕事に役立つ150以上の動画を学ぶサイト【Accountant’s library】」がおすすめ。
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バックオフィス部署
言わずもがな、経理や財務はいま人材不足に悩んでいる企業が多いため、これらの部署へ異動することはそれほど難しくないと思います。
あとは、そこの部署へ異動した後にどのようなキャリアを描くかが重要です。
理由②:そのあとに転職しやすくなる!!
企業の多くの分野で、会計・税務・経理の知識や経験は生かされます。
まずは会計や税務、経理の業界で経験を積んだあと、社内で異動したり社外へ転職することで、「自分のこれまでの経験」+「会計・税務・経理」のシナジー効果を最大限生かすことができます。
会計や税務、経理は取引の結果です。
したがって、取引をちゃんと理解していることが大切なので、シナジー効果を発揮することが簡単です。
また、会計事務所や税理士法人は、そのお客様の業種業態が多種多様になることから、別の業界での経験・知識をもっているだけで非常に貴重な存在になれます。
特に、比較的流動性の高い業界になりますので、自らの市場価値を生かしやすい環境が整っている(採用した会社もあなた自身を生かす方法を知っている)と言えます。
一方で、あまり転職者を採用していない企業などにいたっては、せっかく採用しても生かし方が分からず、新入社員と同じような仕事を与えられるケースもあります。
転職のときは、しっかりと見極めたいですね。
転職でそんな事態にならないよう、税理士法人や会計事務所、事業会社など転職希望先ごとにおすすめの転職サイトを、以下にまとめています。あわせて確認してみてくださいね。
理由③:働き方を変えることができる!!【必見】
仕事への興味が沸かない原因は、仕事の内容だけでなく『環境』に原因があるのかもしれません。そういった場合でも、会計や税務、経理での経験は生かすことができます。なぜなら、会計や税務の知識は「ビジネスパーソンの必須科目」であり「世界の共通言語の一つ」だからです。
実現できる働き方として特徴的なものは、以下の2つになります。
海外で働く!
そう思っている人も多いのではないでしょうか。
これまでは商社などに入社し、長年我慢し、ライバルたちと競い合って、なんとか駐在員として選ばれてはれて夢の海外生活を実現するといったケースが一般的でした。
ですが最近は、駐在員は働く国を自分で選べなかったり、駐在員といっても(よほど治安の悪い国で働く場合の危険手当などを除いて)それほど給料が上がらなかったりするため、現地採用を選ぶ人・採用する企業がかなり増えています!
この場合でも、会計や税務、経理の知識は、基本的な会計・税務用語の英語を知っていれば世界共通の言語と言えますし、日本企業が多く進出している国・地域では日本語が話せるだけでかなり市場価値が上がります。
なお、現地採用での転職を考えている人向けの転職サイトも、こちらの記事にまとめていますので、併せて確認してくださいね。
フリーランスとして働き始めるのに生かせる!
これまでの自らの経験や知識を生かしてフリーランスを始めるとしても、この知識や経験は生かせます。
会計・税務の知識はフリーランスの必須科目です。
フリーランスは、一人とはいえ「一人企業の経営者」になるわけです。
そのため、自分の売上や利益をしっかりと管理しなければ、事業戦略はおろか、いま儲かっているのかいないのかすら把握できません。
基礎的な会計・税務の知識は必須科目です。
もし「会計なんて全然わからないよ」という人がいたら、こちらのクラウド会計ソフト「【会計ソフトfreee(フリー)】」がおすすめ!
スマホやタブレットでも使えるだけじゃなく、銀行口座とも自動的に連動してくれるので、初心者にも安心ですよ。
財務状況、経営成績を適切に把握して収益・コスト管理!
自分のお金を正しく管理するだけでなく、そのあとで適切に税金を納付していなければ、税務調査で指摘を受けて時間やペナルティーなど多くのものを失う可能性があります。
また、事業規模が拡大してきたら、節税対策なども徐々に講じなければならないでしょう。
すべて会計士や税理士にお願いすることもできますが、最低限、説明を受けたときにイメージできなければ、あとからトラブルの元にもなってしまいます。
さいごに
「今の仕事に興味が持てない」「刺激がない」といった声をよく聞きますが、まずはその原因を調べ、自分自身が何をしたいのかを考えてみることから始めてみるのがいいかもしれません。
いずれの選択肢を採ったとしても、やはりこの業界の経験は無駄にはなりません。
税理士業界に挑戦する人へおすすめする転職サイト/エージェントは、こちらの記事の『【実体験】税務・経理に強い転職サイト・エージェント紹介と比較まとめ』にまとめていますので、併せて確認してみてくださいね。
登録は無料なので、さっそく登録して適切な情報をしっかりとプロからもらってくださいね。
THE END