・経理に転職したいけどどう思う?
・経理で働いていいか将来が不安…
こういった悩みにお答えするため、経理の仕事のやりがいや、働くメリットについてまとめました。
さっそく結論ですが、経理の仕事のやりがいや働くメリットは、以下の3つです。
やりがい①:仕事の成果が経営の基礎である
やりがい②:他にも生かせる専門知識が身につく
やりがい③:社内で頼られる存在に
現在、会社の経理で働いてる人や、これから会社の経理に就職しようとしている人は、本記事を読むことで、経理の仕事への興味がきっとわくはずです。
なぜなら、次のように、税理士として大小さまざまな企業の経理担当者とやり取りをしていて、さらに大手企業での経理の経験を積んできているため、経理で経験を積んだ人たちのキャリアに触れる機会が多いからです。
もちろん、僕自身も経理から次へのキャリアにはとても悩んでましたよ!
僕はBig 4税理士法人や大手会計税務コンサルティングファームでの経験があります。
また、大手総合商社や金融機関で税理士法人を活用する立場にもあったことから、経理や税理士業界では幅広い交流があります。
また、経理の仕事はどこの業界でも一定の需要があり、十分なスキルや経験を身につけられれば、転職でも多くの選択肢を得ることができます。
この記事を読んで
- 経理に挑戦するの悩んでる人は、ぜひ前向きになってください。
- 今経理で働いていて不安を抱いている人は、転職して自分の可能性に挑戦してください。
こう思っています。
それでは、それぞれの『やりがい』や『働くメリット』について解説していきますね。
📓もくじ
やりがい①:経営判断の基礎である
経理の成果物といえば、決算書やキャッシュフロー計算書など、企業の経営の結果である数字です。
経営陣や経営企画部のような会社の経営に関与する人達は、この数字から今後の会社全体の舵取りをしていくのです。
また、過去の成績だけでなく、事業計画として将来の数値を算定する場合もあります。
このように、経理の仕事は会社の経営に直接的に貢献する仕事なのです。
このように、経理で働く人たちは社内でも経営に近い位置で仕事をしていることから、経理ならではの機会もあります。
経理で働く人たちは、普段では会えない人と一緒に仕事をする機会があるのです。
例えば、取締役会などの重要な会議の資料を作成し、時には役員に対して直接説明をする機会を与えられることもあります。
僕の場合は、転職して数ヶ月で、金融業界でも有名な役員の方と一緒に仕事させて頂く機会がありましたよ!
そう言った、経営により近い場所で仕事ができるのは、あなたの自信にもなるでしょうし、多くのことを学べるはずです。
これは、経理で働く人の特権であり、やりがいと言えるでしょう。
関連する資格、例えば日商簿記や税理士、公認会計士等の資格を取れば大きく世界が変わります。
単に、資格を持っているからと言うだけでなく、そこで得た知識をすぐに生かすことができる環境だから、同じ作業をしていても見ている世界が変わってきますよ。
やりがい②:他にも生かせる専門知識が身に付く
一般企業の経理で働くことで身につく知識や経験は、実はとても価値の高いものなのです。
経理の仕事をすれば、単に簿記や会計、税務の知識が身につくだけではありません。そのための基礎の数字がどのように作られ、どのようなプロセスを経て、どのような成果物になるかの一連の流れが分かるのです。
この経験は実は、そのあとどの業種・職種に異動や転職をしたとしても、生かされるのです。
例えば営業に異動になったら、会社や部署、チーム、個人の経営成績や問題・課題を分析しながら、営業活動を行うことになります。
事実、大手5大総合商社では、数字を扱えるようになるために見込みのある人を、数年間、経理に異動させることも多いです。
例えば投資家やフリーランスになるとしても、簿記や会計、税務の知識や経験が生かされます。
株式投資する場合には、決算書等の際に情報から、その会社の経営状況や今後の見通しを読みとかなければなりません。
フリーランスとして独立する場合には、自分の経営成績はおろか、売り上げや費用なども自ら管理し、場合によっては税務申告書も作成しなければなりません。
このように、経理で働くことが起きや会計、税務の知識が身に付くだけでなく、それらの数字がどのようにアウトプットされるかやどのように作られるかも学べることが貴重な経験となるのです。
できるだけ、単純な集計業務以外の業務につけるようにがんばりましょう。
単純な集計作業は、将来的にはAI(人工知能)やIoT(Internet of Thingsの略記で、モノのインターネット化」)等にとって変わられる可能性もあります。
決算や税務申告を1人でできるようになれば、その後の転職の選択肢も大幅に広がりますよ。
やりがい③:社内で頼られる存在に
経理部は社内の財務情報を取り扱う部署なので、社内外の人から頼られる立場にいます。
例えば大企業の場合、経理部の役割の1つがは各営業部の成績管理です。
営業としては、自分たちの経営成績を正しく、かつ、適切に処理するため、経理部を頼りながら会計数値を作っていきます。
また、中小企業のように経理部に十分な人材がいない場合、会社の経理や決算等の情報は属人的になりやすい傾向にあります。
つまり、会社の正しい決算を理解しているのが、経理部の数人だけと言うことになります。
「〇〇さん、これって何の数字だっけ〜?」と言う社長と経理のやりとりを見たことがある人も多いはず。
そうした場合、会社の社長や役員だけでなく、他の部署の人や、外注先である会計事務所は税理士法人からも、頼られる存在になります。
さいごに
最後にもう一度復習ですが、経理の仕事のやりがいは以下の3つです。
やりがい①:仕事の成果が経営の基礎である
やりがい②:他にも生かせる専門知識が身につく
やりがい③:社内で頼られる存在に
もちろん、会社や職場によって経理部の権限や責任も大きく変わってくるので、他にもたくさんあると思います。
他にも、経理の仕事は転職がしやすかったり、自分のスキルを伸ばしやすいそういった特徴もあるため、勉強すればすぐに成長感じられることも、やりがいの1つかもしれません。
経理の仕事を、単純な集計作業と思っているのはまたもったいないですよ。
経理の仕事に就く機会があったり、転職で悩んでいるようであれば、ぜひ積極的に挑戦して入ることをおすすめしますよ。応援しています。
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