監査法人や税理士法人で働くことに興味がある人
『監査法人や税理士法人に興味があるんだけど、就職するのはきっと難しいんだろうな、、、自分なんか就職できるか不安だな。監査法人や税理士法人に入社する難易度が知りたいな。』
こんな疑問にお答えします。
✓この記事の想定読者
・監査法人や税理士法人への就職を考えている人
・これから会計・税務業界にチャレンジする人
・公認会計士・税理士試験の受験生
こんにちは、元4大税理士法人のまぐすです。
この記事では、「監査法人や税理士法人への入社の難しさ」というテーマで、結論とその理由・背景を紹介します。
✓この記事の信頼性
この記事を書いている僕は、元4大税理士法人で働いていました。その際は、税理士法人だけでなく、同じメンバーファームである監査法人やコンサルティングファームと共に仕事をしてました。
その後の転職においても、監査法人のコンサル部門からオファーも頂いていました。
また、5大総合商社や大手金融で働いていた際にも、税理士法人や監査法人を活用する立場にいました。
これまでの経験から、監査法人や税理士法人の就職・転職の実態について紹介します。
先に結論をお伝えすると、監査法人や税理士法人への就職は、思っている以上に難しくありません。
その理由は、主に以下の3つです。
✓監査法人や税理士法人への就職が、難しくない理由
理由①:学歴社会ではない
理由②:様々なバックグラウンドがある人事を求めている
理由③:本当に人材不足
この記事では、上記3つを深堀して紹介します。
この記事を読めばきっと、監査法人や税理士法人への就職を検討している人は、自信をもって挑戦することができるようになりますよ。興味がある人に、1つでも参考になれば嬉しいです。
それでは、紹介していきます。
📓もくじ
理由①:学歴社会じゃない
どんな時代でも高収入で人気のある企業には、東大や京大、ハーバードなど海外大学院のMBAホルダーなんかがいて、一般的にはそれなりの大学であっても相手にされないも。
もし幸運にも入社できたとしても、そういった人たちと同じ土俵・同じフィールドで戦っても、彼らの引き立て役になるだけで結局は出世も見込めない状況なんてこともあります。
では、会計士や税理士、経理の業界はどうでしょうか?
確かに公認会計士は早慶やMarchレベルは多いものの、トップレベルはそのくらい。しかもそれほど数が多いわけではないため、派閥があるほどのレベルではありません。
そもそも会計士や税理士の試験制度は、司法試験のようにロースクールを卒業していることが要件となっているような試験ではなく、大学で一定の(それほど難しくない)単位を取得していれば試験に受けることができる程度の試験です。
そうすると、受験生が圧倒的に普通の人(圧倒的な強みとなるような学歴ではない人)が多いのが実態です。
事実、パートナーと呼ばれるポジションの方々(一般企業でイメージするならば、執行役員かそれ以上のイメージでしょうか)であっても、一流大学卒業はおろか、最終学歴が高卒の方もいるんです。(これ、驚きですよね!?私も、入社したり、事業会社で委託先としてそういった人たちと関わるようになってから知りました。)
そのため、入社試験においても(もちろん学歴があるにこしたことはありませんが)学歴はそれほど重要視されません。
それよりも、「長く働いてくれるか」「自頭はいいか」「バカだとしてもやる気はあるか」といったところが判断されます。入社したあとの働き・貢献できるかに注目されているんですよ。
履歴書を書いているときと、面接のときの2回だけでいいです。「何がなんでも絶対にここに入社するんだ!」「ここで頑張るんだ!」と自分に言い聞かせてください。それが伝われば学歴なんて全く問題になりません。
その②:様々なバックグラウンドの人を求めている
特定の分野・業種に特化した事務所を除いては、一般的に会計士・税理士事務所はいろんな業界のクライアントを持っています。ですが、ここで問題となるのがその業界に対する知識のなさ….取引を理解できなければ、よいサービスは全く提供できません…
そのため、もしあなたが「自分の前の会社の経験なんて生かされないだろうな…」「こんな知識、何の役にも立たないだろうな…」と思っている知識・経験だって、実は会計士・税理士事務所からすれば喉から手が出るほど欲しがるものだったりすることもあるのです!
事務所がどんな業種を得意としているかや、いまどんな分野に力をいれようとしているかなどによるかと思いますが、それならいろんな事務所・部署を分析してみれば、想像以上に好条件で採用されることありますよ!
その③:本当に人で不足で、採用のハードルを大幅に下げています!
景気がいいこの時代、本当に人手不足です。(ありがたいことに?)売り手市場ではみんな過度に期待してしまうんですよね。投資もしたことない・決算書も見たことないのに商社の営業部署を希望しちゃったり、その企業がB to C事業以外に何をしているかも調べないで応募してしまったり…
だからこそ、この業界は本当に人手不足なので、やる気を持っている(ように見える)人が応募してきてくれるだけで浮足立っています!
さいごに
ちなみに、ここ最近の監査法人・税理士法人は応募要件を極端に下げています。これまで勉強したことがない人でも「これから勉強したいんです!」とやる気を見せれば、入れるチャンスはいくらでもあります!
裏技のご紹介
ここからは裏技ともいうべきスキルの説明です。このスキルさえ持っていれば、よほど相性が悪かったり決定的な欠陥がないと落とされません。それは、
- TOEIC 800点以上くらいの英語力(900点超えていたら最強)
- 誰からも好かれる温厚な人柄
- 大学でも目立つだろうなくらいの美貌!
正直なところ、上記のいずれかを持っていればほぼ100%採用されると思います。特に③。法律事務所やコンサルティングファーム、監査法人や税理士法人は、お客様を出迎えるレセプションにきれいな女性を置いておくことが多いです。しかも、専門家で見た目もいいとなると、会社としても鼻が高いこと間違いなし!悲しいかな、これが現実なのです。。。
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