将来は仕事で英語を使えるようになりたいからビジネス英語を勉強したいんだけど、どうしたら早くビジネス英語が身に付きますか?TOEICって意味あるんですか?
こういった悩みにお答えします。
本記事では、最速でビジネス英語を身に着けたいならまずはTOEICがおススメな理由を4つ解説します。
✓この記事の信頼性
社会人になりたての頃にTOEIC 400点代だったにも関わらず、外資系コンサルティングファームでマネージャーを務め、超大手グローバル企業で海外案件を担当し、さらには現在海外で働くまでにいたった僕が解説します。
今までの最高スコアは900点以上です。
先に結論からお伝えします。最速でビジネス英語を身に着けたいならまずはTOEICがおススメな理由は、以下の通りです。
✓TOEICがおすすめな理由
理由①:TOEICの表現はビジネスでそのまま使える
理由②:アメリカ英語以外も手軽に勉強できる
理由③:成長を感じ取りやすいので継続できる
理由④:未だに転職市場での評価が高い
以下では、それぞれの理由について具体的に解説していきます。
本記事を読めば、ビジネス英語を勉強するならTOEICに集中すればよい!ということが分かってもらえるとともに、TOEICの実用的な活用法が分かります。
📓もくじ
理由①:TOEICの表現はビジネスでそのまま使える
TOEICと言えば、何が気になるでしょうか?多くの人は、まずは『点数』に注目するのではないでしょうか。
でも実は、点数・スコアだけに注目していたらもったいない!
実は、TOEICは単純に選択肢から選ぶだけのマークシート式テストとして活用するのではなく、『覚えるべき・学ぶべきビジネス英語表現の宝』と考えるべきなのです。
TOEICの信頼性を理解するためには、まずはその問題を作成している組織を理解するところから始めましょう。
TOEICのテストを作成しているのは『ETS(Educational Testing Service)』という組織です。
ETSは、アメリカ合衆国のニュージャージー州に本部を構える、世界最大の私的非営利組織で、主にテスト遂行とその評価を行っています。
ETSは、TOEICのほかに、アメリカ国内のK-12と呼ばれる国内統一テストから、大学入学の統一テスト、TOEFLの作成も請け負っています。
そのメンバーは、世界から有力な統計学者、教育評価の専門家、心理学(発達、社会、認知などの専門)など幅広い分野におけるエキスパートがそろっているといわれます。
すなわちTOEICは、各分野のスペシャリストが作ったテストというわけです。
信頼できますよね。
理由②:アメリカ英語以外も手軽に勉強できる
さらにTOEICが優秀な理由として挙げられるのは、「アメリカ英語だけじゃないこと」と言えます。
TOEICの公式問題集の解説書を見ればわかりやすいですが、話している英語は、アメリカ英語に限定されていません。
イギリス英語はもちろん、オーストラリアやニュージーランドなど、英語圏の多くの国の発音・表現が使われているのです。
もし今後、英語を使っていくとなれば、特定の国の人に限定されないかもしれません。
もし特定の国の人としかやり取りしないとしても、その国が多民族国家であれば様々な英語を話す人たちがいるはずです。
ですが、世の中の英語教材の多くはアメリカ英語やイギリス英語が中心となっていて、他の国の英語が使われている教材はあまり見かけません。あるとしても高額な教材の場合も多くあります。
従ってTOEICは、アメリカ英語以外の英語にも触れられる、手軽で貴重な教材と言えるのです。
理由③:成長を感じ取りやすいので継続できる
英語などの外国語を少しでも勉強したことがある人ならわかると思いますが、外国語を身に着けるためには「継続」「反復」が非常に重要です。
では、どのようにすれば「継続」「反復」できるかというと、『小さな達成感』が必要だと思います。短期的な目標を設定し、それを日々、もしくは受験の都度クリアしていくというものです。
その点、TOEICはその点数制に特徴があります。990点を満点として、5点刻みで点数が付けられます。
そのため、単純な合否ではなく以前の自分との比較ができるのです。
短期的・長期的目標の設定が簡単なので、簡単に達成感を得ることができますよ。
理由④:未だに転職市場での評価が高い
「TOEICは意味がない」という人がいます。
確かに本質的な英語力を図るのであれば、TOEICの点数よりも、海外の大学を出ているとか海外で過ごした期間などで測った方が正確かもしれません。
しかし、転職市場においてはそうではありません。
今も多くの企業で英語力を測るための指標としてTOEICを採用しています。
例えば、大手総合商社であれば(ポジションや年次にもよりますが)海外赴任の基準として760点や840点をボーダーとしています。
さらに、金融機関であってもTOEICの点数が社内評価の基準の一つとなっている会社もあります。
このように、内部の評価基準・海外赴任の指標としてTOEICを採用している日本企業が多くあることから、その企業や転職市場において、TOEICの点数は高く評価されているのです。
もちろん、英検やTOEFLなどを頑張っている人もいると思います。それを否定するわけではありませんが、それらの基準を内部評価に落とし込めている企業はほとんどないと考えた方がいいと思います。
従って、もし英語力があるのであれば、あえて回り道はせず、企業内部の基準となっているTOEICに挑戦するのが、社内外での評価を高める一番の近道と言えます。
特に、他に特別なスキルや経験を持っていれば、TOEICの点数も高いとなると転職市場では圧倒的に需要が高いです。
自分が勉強することで点数があがり、それに伴って社内外の評価もあがれば、モチベーションの維持にもつながりますよね。
さいごに
さいごに改めて、最速でビジネス英語を身に付ける勉強法はTOEICがおススメな理由をまとめます。
理由①:TOEICの表現はビジネスでそのまま使える
理由②:アメリカ英語以外も手軽に勉強できる
理由③:成長を感じ取りやすいので継続できる
理由④:未だに転職市場での評価が高い
ほかにも、TOEICの勉強法については以下の記事にまとめていますので、あわせてよんでくださいね。
TOEIC以外にも、種類別の英語のおすすめ勉強法をこちらの記事にまとめています。英語の勉強は継続が必要。自分が興味のある勉強法があるか、ぜひ確認してみてくださいね。
今回は以上です。