『次はいよいよ面接なんだけど…慣れてないしどんなこと聞かれるか不安。緊張して思ったように話せないかもしれない。
面接で緊張しない方法があれば教えてほしい。』
こんな疑問にお答えします。
こんにちは、税理士のまぐすです。
この記事を書いている僕は、税理士としてBig 4税理士法人、5大総合商社、大手金融機関、国内外の会計税務コンサルティングファームと転職経験があります。
さらに、それぞれの会社では転職者の採用担当者をしていました。(ちなみに現職でも)
そのため、応募者側と企業側(面接官)の両方の立場の心境を知っています。
そんな僕ですが、今回は、就職・転職活動の面接で緊張しないための方法を解説します。
結論からお伝えします。面接で緊張しない方法は主に1つです。
『想定問答を用意しておくこと』
これについて、深掘りして解説します。
✔ この記事を読んで学べること
・ 想定問答が必要な理由
・ 事前に準備するメリット
・ 想定問答を作る際の具体的な注意点
もちろん、個人差はあると思います。
ですが、この記事を読んで、面接で存分にあなたの良さをアピールして、無事に内定を勝ち取ってもらえたらと思います。
📓もくじ
方法は1つ【想定問答を用意しておく】
繰り返しですが、面接で緊張しない方法はただ1つ。『想定問答を用意しておくこと』です。
その理由などについて、深堀していきたいとおもいます。
想定問答が必要な理由
そもそも、人は分からないことに不安になると言われています。
メンタリストDaiGoさんも、ご自身の記事で次のようにおっしゃっています。
『心理学者のジュリー・ノレム氏によると、僕たちは未来への不安をなくそうと思って頑張るよりも、あるいは、未来への不安から目を背けて違うことを考えようとするよりも、最も最悪な状況を想像するということをした方が未来に対する不安が減るということが研究により分かっています。』
つまり、不安を減らす・なくすためには、事前に最悪の状況を想定することが大切です。
では、面接で最悪な状況とはどのような状況でしょうか。
基本的には『質問に上手く答えられなかった』ではないでしょうか。
だからこそ、事前に『最悪の状況』を想定するために、質問を考えておくことが大切なのです。
具体的なメリット
では、面接において緊張しなくなる理由を具体的に見ていきます。
事前に想定問答を準備しておくことで、次のようなメリットが得られます。
そのため『最悪の状況』を回避できるのです。
理由①:質問を予想できる
答えを事前に準備できるというよりも、事前に質問を想定できることにメリットがあります。
なぜなら、質問を概ね想定できれば、どんなことを回答することになるか漠然とでもイメージすることができるからです。
答えはあくまで漠然とでオッケーです。
『あ、想定してた質問だ!』と思えるだけで、かなり緊張は和らぎますよ。
理由②:難しい質問にも対応出来るようになる
事前に回答準備しておくことで、普段であれば回答することが難しい質問にも対応することができるようになります。
なぜなら、いくつかの質問を想定して回答を準備しておくと、その質問に類似したことを聞かれたら、自分が想定していた質問に誘導して、それを答えればいいと言うことです。
例えば、以下のようなイメージです。
面接官A:今の会社での売り上げ実績はどのくらい?
あなた:個人としての売り上げ実績は、社内への評価基準上、明確に集計されていないのですが、チームとしての今年の売り上げ見込は〇〇万円です。
チームの人数がリーダーを入れて4人なので、大体私の売り上げ実績としては〇〇万円くらいかと思います。
いくつかの質問を用意しておけば、少しひねった質問や難しい質問があっても、自然に話を誘導することができれば問題ありませんよ。
理由③:不安が消えて自信がつく
想定問答を作る最大のメリットとも言えるのが、あなた自身がどんどん自信がついてくることです。
想定問答を作っていると、どんどん本日の面接のイメージが膨らんでいきます。
人はわからないこと・イメージできないことに不安を抱きますが、少しずつイメージすることができるようになるため、自然と不安が解消されていきます。
また、これまで自分ががんばってきた事を棚卸しすることになるので、『あぁ、思ってたより私頑張ってきたな』と自分のことを少し認めてあげることができるようになるはずです。
万が一、自信がつくほど頑張ってきたことが思いつかないとしても、そうやって考えを整理することで『もういいや』とある意味割り切ることができます。
面接では不安を消すことが大切ですよ。
準備する時の注意点
想定問答を用意しておくべき理由やメリットが分かったと思いますが、実際に準備をするときにはいくつか注意点があります。
ここでは、それら注意点を3つ解説します。
注意点①:自分の言葉で考える
想定問答、とくに答えについては、自分の言葉で準備しましょう。
自分の言葉で用意しておかなければ、以下のような問題が起こりえます。
・ 話す内容を忘れる
・ 感情を込めて話せない
・ 自分の考えではないと相手に見抜かれる
特に、1番最後の『自分の考えではないと相手に見抜かれる』は問題です。
面接官をしていると、その人が自分の頭でしっから、考えてきたのか、それともインターネットで拾ってきたのかすぐに分かります。
あなたは初めて又は何回目かの面接かもしれませんが、面接官にとっては何十回,何百回目の面接。面接のプロですよ。
とにかく自分の言葉でしっかりと考えましょう。
注意点②:丸暗記はしない
上記でもお伝えしましたが、自分の頭で考え、自分の言葉で話したとしても、丸暗記では思いは相手に伝わりません。
『ぜひ採用してください!』という熱意や思いを込めて話すことが大切。
そのため、一言一句、間違えないように暗記しようとはせず、大まかなストーリーを把握していれば、少しくらい間違ったり、忘れちゃっていても問題ありませんよ。
注意点③:実際に何度も口に出してみる
上記①と②の精度をより高めるため、何度も何度も、口に出して練習しましょう。
そうすることで、例えば以下のようなメリットがあります。
・ より感情が入った言葉になる
・ もっと良い表現が見つかる
・ 自分が苦手な言葉が見つかる
さらに、実際に誰か他の人に話すとより効果が出ます。
例えば、彼氏や彼女、家族などでもいいです。信頼のおける人に話してみましょう。
ただし、僕がおすすめするのは『転職エージェントにお願いして聞いてもらうこと』です。なぜなら、気づいたことがあれば具体的に指摘してくれるからです。
やはりプロの目線で指摘してもらったほうが、より合格が近づきますよね。
こちらにおすすめの転職エージェントをまとめていますので、登録がまだの人は、登録料が無料なので先に登録してしまってくださいね。
さいごに
もし自分が作った想定問答に不安があったり、自信がない場合には、転職エージェントに必ず相談してみましょう。
その企業に応募者を紹介した実績のある転職エージェントであれば、過去に応募者が聞かれた質問集を用意しているところもあります。
また、第三者に見てもらうことで、新しい質問や、より良い回答を発見できるかもしれません。
おすすめの転職サイト/エージェントは、以下の記事にまとめていますので、まだ登録が済んでいない人がいれば、事前に登録しましょう。
ほとんどが登録無料で、5分から10分で終わります。
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