副業に興味がある人
『副業はじめてる人増えてるし、自分も初めてみよっかな!でも、いまの会社は副業禁止だし、、、会社に内緒で副業するなら、まず何をしなきゃいけないのかな?バレずに副業するときにやるべきことが知りたいな』
こんな疑問にお答えします。
✔この記事の想定読者
・副業を始めてみようと思ってる人
・副業禁止の会社で働いてる人
・本業だけでは不安だから何かしようと思ってる人
こんにちは、大手企業で採用担当をしていた、税理士のまぐすです。
この記事では、「会社にバレずに副業したい」という人に向けて、税理士・転職経験・企業の採用担当の立場から、「副業を始める前に最初にすべきこと」を紹介します。
近年は、政府が副業を推進していることなどを背景に、副業にチャレンジしている人が増えていますよね。
大手企業などでも副業解禁の流れもあり、「副業、ちょっとやってみよっかな!」という人も少なくないと思います。
ですが、副業禁止の会社で働く人は「やってみたいけど、どうなるか心配」「どうすればバレずにできるかな」と心配な人も多いはず。
この記事を読めば、そんな不安な人でも『副業禁止の会社でもしっかり副業していくために最初にすべきこと』が分かります。
「とりあえず副業やってみよう!」とやみくもに始めると、本業にも影響がでてしまうかも、、、
しっかり準備して、上手く本業と副業を両立させていきましょうね!
それでは、紹介していきます。
📓もくじ
会社にバレずに副業したい人が最初にすべきこと
『会社にバレずに副業を始めてみたい!』
副業時代とも言われるようになった現代。そう思う人も少なくないと思います。
最初にすべきことは2つ
会社に内緒で、バレずに副業したい人がまずやるべきこと。
それは、大きく2つあります。
✓副業を始める前にすべきこと
やること①:税金の支払方法の変更
やること②:転職準備
ただし、前提知識はちゃんと知っておこう
ですが、どんな状況・どんな環境の人でも「とにかく副業しましょう!」と煽るつもりはありません。
『副業始めるにあたって知っておくべき前提知識』は必ず知っておくべきです。
知っておくべき前提知識は、以下の2つです。
・これからの時代における副業の重要性
・バレたときどうなるか
上記については、以下の記事で詳しく紹介しています。
こちらをしっかり分かったうえで、以下に進んでみてくださいね。
やること①:税金の支払方法の変更
ここからは、やるべきことについて、具体的に紹介します。
まずやるべきことは、住民税の支払いを『給料からの天引き』から『自主納付』への変更です。
バレる原因は税金
ほとんどの会社員、税金や社会保険料は『給料天引き』(「源泉徴収」といいます)されていると思います。
つまり会社は、その従業員の給料に応じた税金等を計算し、まとめて納付してくれています。
給料からの天引きとなるため、会社はその人の給料に応じた税金等の金額を把握しています。
これは、会社員の全員がそれぞれに申告・納付していると手間だし、税務署側での処理も煩雑。さらには取りっぱぐれがでることを防止するための、『税金の徴収(徴税)』制度です。
ですが、実際の税額は、副業などで稼いだ給料以外の収入も含めて計算。
住民税は、その金額をベースに翌年から毎月の給料から天引きされます。
つまり、会社の人が天引きされる税金の金額を見て、『あれ、なんか他の人に比べて税金が高いな!』と気づくわけです。
現代では、マイナンバーの添付義務があるため、国税も個人の所得を把握することが簡単。
もし副業収入の申告漏れがあったら、あとからペナルティを払うことになるかも。
しっかり確定申告すれば会社にバレる、申告しなければ税務調査。
いずれにしても、現状のままだと会社にはバレる可能性が高いですよね。
具体的な変更方法
では、どうすればいいか。
それは、住民税の支払いを『給料からの天引き』から『自主納付』への変更することです。
会社員が税金などを払う方法は、大きく2つに分かれています。
普通徴収:区市町村からの納税通知書に従って、自分で納付する方法
特別徴収:会社が、給料から天引きして代わりに払ってくれる方法
そのため、住民税の納付方法を『普通徴収』に切り替えれば会社は把握しないことになります。
※実際の変更方法については、お住まいの市区町村に問い合わせてみれば、教えてくれると思いますよ。
注意点
ただし、普通徴収に変更したとしても、まだ安心はできません。
市区町村の手続きミスで、特別徴収のときと同様に、会社に通知されてしまうかも。
新入社員や転職してこれから入社する人は、入社時の書類で『普通徴収』『特別徴収』を選ぶことになると思います。(原則『特別徴収』)
ですが、働いている途中で切り替えた場合には注意が必要。
事務手続きになるので、もしかしたら市区町村の担当者のミスで、これまで同様に会社に通知されてしまうかも、、、
手続きが終わったら、念のため電話でも変更したことを市区町村に伝えよう。
そのため、万が一に備えて電話でも担当者に伝えておくのがおすすめですよ。
本気でやるなら税理士を利用しよう
上記の説明は、『税金!?恐い、、、ヤダ、、、』というくらい『税金よく分かりません!』という人にもわかってもらえるよう、簡単な用語・説明を心がけています。
そのため、実際にはもっと複雑だし、専門用語のオンパレード。
本気で副業しようと思うなら、しっかり勉強するor税理士を利用しよう!
お手軽簡単に始められる副業も、今ではたくさんあります。
ですが、『しっかりやっていきたい!』『元々やりたかったことにチャレンジする!』という人は、一つのビジネス・仕事として取り組むべき。
給料に関する税金は、上記で紹介したとおり会社が代わりにやってくれています。
ですが、副業になると自分でやらなきゃいけません。
その場合、方法は2つ。
『自分で勉強する』か『人に任せる(税理士)』のどちらか。
副業は、本業の余った時間を利用するもの。
生産性を最大限に挙げるためには、副業に集中するのがおすすめ。
せっかく副業するなら、ちゃんと結果を出したいので、副業に集中したいですよね。
そのため、無理ない範囲で、税理士など専門家にお願いしちゃうのがおすすめ。
現代では、安く・手軽に税理士を探すことができる時代。
副業もしっかり継続していくなら、副業にちゃんとフォーカスできる環境を整えるのがおすすめですよ。
✓完全無料で利用できる税理士紹介サイト
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とはいえ、ビジネスの基礎知識は必要
そう意気込む人もいるかもしれません。
ですが、僕が知る限り、副業で成功している人の多くが『副業=ビジネス』として取り組んでいます。
副業もビジネスなら、基礎知識はしっかり持たなきゃ成功は難しい、、、
「手ぶらで飛び込んでOK!誰でも成功できます!」という世界かというと、ちょっと違いますよね、、、
どんなビジネスでも、ビジネスに関する基礎知識なしに成功は難しい。これはイメージできると思います。
『誰にも負けない圧倒的スキル』『変装が必要なほどの絶対的知名度』などがないなら、ちゃんと戦略や分析が必要ですよね。
副業(一人経営)は、まずは基本的な会計知識はを身につけるのがおすすめ。
確定申告は税理士に任せるにしても、副業を仕事としていくなら、簡単な会計の基礎知識は必要。
税理士さんがいくら丁寧な説明をしてくれても、理解すらできないと戦略も分析もできませんからね。
いまではアプリで簡単に始められる時代。
「会計ってなんですか?!」「会計も税金も、初めましてです!」という人は、ぜひ簡単な知識だけでも身につけておくのがおすすめですよ。
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やること②:転職準備
次は、やるべきことの2つ目。
『転職準備』です。
バレても違法じゃない。けど、、、
こちらの記事で紹介している通り、禁止されている副業がバレたとしても、基本的には違法ではありません。
そのため、会社に損害を与えるような仕事や、本業で得られた情報を悪用したりしない限り、即クビという事態にはならないはず。
禁止の副業バレたらクビ?違法性とこれからの時代の副業の重要性【採用担当が紹介】
ただし、『違法じゃないからOK』かというと、そんなことありませんよね。
副業がバレたら、何かしらマイナスなことが起きる可能性も、、、
副業が禁止されているということは、会社としても何かしらの目的があるはず。
そのため、バレたときには、環境や副業の内容によっては、マイナスなことが起こるかもしれません。
例えば、以下のようなイメージです。
・周りからの風当たりが強くなった、、、
・減給はないけど、評価が下がった、、、
・小さなミスも許されにくくなった、、、
そうなると、遅かれ早かれ環境を変えることになるかもしれませんよね。
万が一の場合に、すぐに転職できるように事前に転職サイトに登録しておくのがおすすめ。
転職は、思っているより時間がかかります。
こちらの記事で詳しく紹介していますが、転職は思っているより時間がかかると思った方が安心です。
入社までの目安期間は、だいたい「6ヵ月~1年」です。
いますぐ転職しなくても、万が一のときにすぐ応募できるくらいには進めておくのがおすすめですよ。
転職活動は副業にもメリットあり
そう思う人もいるかもしれません。
ですが、転職活動での経験や発見は、副業でも生かせるかもしれませんよ!
転職活動でまずやること。
それは、自分の市場価値を知ることです。
自分の市場価値を知るために、「自分の強み・弱み」「人とは違うスキル・経験」を知ることから始まります。
発見できた強みや、人とは違うスキル・経験は、副業にも生かせます。
「自分では大したことないと思っていた経験が、SNSで発信してみたらリプが多かった」なんて経験したことある人もいると思います。
どんな副業をして、どんなスキル・経験を生かすか。
転職活動で、そんな発見もできると思いますよ。
まとめ
さいごに、この記事のおさらいです。
会社に内緒で、バレずに副業したい人がまずやるべきこと。
それは、以下の2つです。
✓副業を始める前にすべきこと
やること①:税金の支払方法の変更
やること②:転職準備
個人で稼ぐ力・副業がますます重要になってくるといわれている時代。
興味がちょっとでもあれば、まずはチャレンジしてみるべき。
ただしそれは、本業あっての話。
副業がきっかけで本業を失ったり、やりにくくなっては本末転倒ですよね。
思考停止してとりあえず走り出すのではなく、最低限の準備をしてからやってみるのがおすすめ。
不安も減るので、そのあとの副業にも集中できると思いますよ。
環境を整えて、副業にもチャレンジし、この資本主義社会を一緒に生き抜いていきましょう!
今回は以上です。
ありがとうございました。
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