英語のリスニングを勉強している人
『英語の勉強をしているんだけど、どうしても聞き取れるようにならない、、、ゆっくりした英語は聞き取れるんだけど、スピードが速くなると聞き取れなくなっちゃう。どうやって勉強すれば、ネイティブの英語も聞き取れるようになるのかな。』
こんな疑問にお答えします。
✓この記事の想定読者
・英語のリスニングを勉強中の人
・リスニングに自信がない人
・リスニングをどうやって勉強すればいいか悩んでいる人
こんにちは、主に海外で働く国際税理士のまぐすです。
この記事では、英語リスニングを勉強中の人や、リスニングの勉強法で悩んでいる人に向けて、「英語のリスニングを上達させるコツとおすすめ勉強法」を紹介していきます。
✓この記事の信頼性
この記事を書いている僕は、社会人になってから、色んな勉強法を試してきました。正直ムダになった勉強もあります。
ですが、TOEIC400点台から900点台を達成。大手金融機関のグローバルタックスマネージャーになり、現在は海外で会計税務コンサルタントとして活動しています。
この記事を読めば、リスニングで悩んでる人も、きっと効果的な勉強法が見つかると思いますよ。
📓もくじ
【結論】リスニング上達のコツは『話すこと』
まず、結論です、
リスニング上達のコツは「話すこと」」です。
『え、リスニングなのにスピーキング??』と思うかもしれませんが、実はすごく効果的。
『どう話すか?』が分かれば、リスニングも格段に上達します。
英語には独自の「音の変化」がある
『リダクション』とか『リエゾン』って、聞いたことないですかね?
一度は聞いたことあるって人も多いと思います。
これらは、リスニングを上達させるためには必須の知識です。
リダクションとは
「リダクション」とは、「音が消える」ということです。
リダクションとは、本来のスペルからすれば発音されるべき音が、弱く発音されたり全く発音しなくなったりすることで、耳で聞いても音が消えることを言います。
このリダクション、色んなパターンがあります。
ここではすべては紹介しませんが、興味がある人はググってみてくださいね。分析してみると、かなりの数があります。
ここでは、代表的な例として「末尾の音はあまり発音されない」を紹介しましょう。
実は身近にたくさん例があります。例えば「グッジョブ」。英語ではGood job!と書くので、本来は「グッド ジョブ」ですよね。
でも、末尾のdがほぼ発音されないため、「グッジョブ」と聞こえるんです。
リエゾンとは
リダクションが「音が消える」でしたが、「リエゾン」は「音が繋がる」ことをいいます。
リエゾンも色んなパターンがありますが、一番身近な例としては「アナと雪の女王」が挙げられます。
主題歌「Let it go」、皆さんはなんて言いますか?「レット イット ゴー」違いますよね。「レリゴー」ですよね。
これは少し難しいですが「tの弾音化と、tの脱落」が関係しています。①tがdに近い音に変化するのと、②tが連続したことで前のtが脱落している、という2つです。
これも、興味がある人はリエゾンをググってみてくださいね。
話せない言葉は聞き取れない
リダクションとリエゾンを詳しく紹介するのは、大手英語学校などのサイトにお任せして、この記事でお伝えしたいのは、つまるところ「どう話されているかが分かれば、音が理解できる」ということです。
もっと言えば、「自分が話せれば、英語は聞き取れる」ということ。
上記のように、英語には独特の音の変化があります。
それらを聞き取れる・聞き分けるためには、『声に出して身につける』のが1番。
とにかく真似しよう
そのため、リダクションやリエゾンのように、英語独特の音の変化があることを知ったら、それを調べつつ、どんどん発音を真似してみましょう。
実際に同じ音を発音しようとすると、「あれ、なんか違う」ってなると思います。分かります。
個人的には、日本語にはない音の変化なので、口や舌、呼吸法などがそれに慣れていないからなんじゃないかと思います。
とにかく真似すること、それが最初の一歩です。
分からない音があったら、ググれば結構みつかります。例えば「tの音が聞き取れない」「tがdに聞こえる」ってやるだけでも、結構検索できますよ。
そうやって調べながらでも、どんどん真似してみよう。
初心者はまず話す機会を作ろう
英語にまだ十分に自信のない人は、まずは英語を話す機会を強引に作ってみましょう。
英語の環境はいくらでもある。
実は、英語の環境って探せばいくらでも見つかります。
例えば、以下のような環境があります。
・会社の研修や福利厚生
・朝活のコミュニティー
・週末の英会話サークル
・オンライン英会話
自分の身の回りにも、英語を話す環境がないか探してみてください。
思っているより、たくさんあるはずですよ。
まずはオンライン英会話がおすすめ
僕のおすすめは、オンライン英会話です。特に、初心者の人にこそおすすめです。
理由は主に、以下のとおりです。
・安い
・自分が好きな時にできる
・ネイティブに発音を教えてもらえる
僕がおすすめするオンライン英会話はこちらです。
・Bizmates(ビズメイツ)|ビジネス特化型で、5ステップのレッスンフロー、25段階のレベル分け、レッスン後トレーナーから「フィードバックや学習した単語・フレーズ」が魅力です。また、ビジネスパーソンのために5~25時(全日)に利用可能なのもありがたい。
・レアジョブ英会話|2007年の創業開始から会員数70万人、講師数5,000人以上の国内最大級のオンライン英会話サービス。
・ネイティブキャンプ|月額6,480円でレッスンが24時間受け放題。英会話初心者からTOEICハイスコアを目指す上級者まで自由にカリキュラムを組めるので、レベルに合った授業を受けることが可能。
とにかく継続が大事
英語学習はもちろんですが、リスニングも継続が大切。
そのため、一定期間で終わっちゃう会社の研修や福利厚生、朝活などを無理に続けようとするよりも、安く・楽にできるオンライン英会話がおすすめ。
その他にも、おすすめ理由についてこちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひ見てみてくださいね。
少しできたら『挑戦』しよう
「あ、少しわかるようになってきたな」と思ったら、どんどん英会話に挑戦してみよう。
完璧なんて求める必要なし
「でも、まだ自信があるわけじゃないし、、、」
そういう人もいるかもですが、問題ありません。完璧な英語なんてコミュニケーションでは必要ないんです。
日本語だってそうですよね?ちょっと振り返ってみてください。必ず主語・目的語を話していますか?決してそうではないはず。
つまり、完璧な100点満点の言葉でなくても、コミュニケーションはOKです。
英語はあくまで言語、コミュニケーションが少しでも取れれば、実践でどんどん使った方が、生の英語をたくさん耳に取り込むことができますよ。
実践が1番の近道
「もっと英語を伸ばしたい!」そう思ったら、英語を使う環境に身を置きましょう。
一番のおすすめは、「仕事で英語を使う」です。
社会人の人は、1日の大半を仕事に費やしています。そのため、仕事で英語を使うことが1番の上達への近道になります。
方法は3つ
いまの仕事で英語を使う機会がない、もしくは少ないなら、以下を検討してみましょう。
・ 社内で英語を使う部署に異動する
・ 英語を使う部署のある会社やポジションへ異動
・ 海外に現地採用で転職する
上から順に、ハードルは高くなっているかもしれません。
でも、下に行けばいくほど英語を勉強できる環境でもあります。
「でも、自分ができるかな、、、」という人も、実はどういった転職先があるのかを知らない人も多くいます。
何よりも、まずはどういった転職先があるのか、自分でも挑戦できるのかを調べてみましょう。悩むのはそれからでOKです。
おすすめ転職エージェント
英語を使う企業や外資系企業、海外での転職先を探すのに僕がおすすめする転職エージェントは、こちらです。
✓外資系・英語の転職に強いおすすめ転職エージェント
JAC Recruitment|勧めたい転職エージェントNo.1で、グローバルのハイキャリア案件に強い
パソナキャリア|2019年・2020年と2年連続オリコン顧客満足度調査:転職エージェント総合第1位
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おすすめ転職サイトについては、こちらでも詳しく紹介しているので、ぜひ併せて確認してみてくださいね。
特に、海外で働くことに興味はありつつも、一歩踏み出せないという人も多いと思います。
でも、僕はチャンスがあれば絶対挑戦すべきだと思います。
その理由については、こちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
並行して単語や文法も勉強しよう
リスニングの勉強をしつつも、英単語や文法も並行して勉強しましょうね。
というのも、音を聞き取れても意味が分からなければ意味がないからです。(笑)
僕がおすすめする英単語帳は、こちらです。
理由はこちらの記事で詳しく紹介していますが、TOEIC用の英単語帳とはいえ、日常的に使える表現や単語が本当に多くて、かなり重宝しています。
また、英文法についてはこちらがおすすめ。
僕がおすすめする英文法の本は、上記を含めて3つあります。こちらの3つを持っていれば、英文法の本はほかに要らないと思っています。
こちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひ見てみてくださいね。
その他にも、最速で英語を話せるようになるための勉強法については、こちらで詳しく紹介しています。
リスニングを勉強しつつ、併せてスピーキングも勉強しちゃってくださいね。
今回は以上です。
英語って、リスニングができるようになると、各段に英語ができる実感を感じるんですよね。
実は、英語ができる人ほど、スピーキングよりもリスニングの方が難しいという人も多くいます。
ぜひリスニング力を身に付けて、英語を自分のものにしちゃってくださいね。
ありがとうございました。