TOEICが600点未満の人
『TOEICを本格的に勉強しようと思ってるんだけど、何から勉強すればいいのかな。出来るだけすぐ点数UPする勉強法があれば知りたいな。』
こんな疑問にお答えします。
✔この記事の想定読者
・TOEICが600点未満の人
・これから勉強しようと思ってる人
・すぐ点数UPできる勉強法が知りたい人
こんにちは、独学でTOEIC400点台→900点台を達成した、税理士のまぐすです。
この記事では、TOEIC初心者の方に向けて『最速で点数UPする勉強法と、おすすめ教材3選』というテーマで紹介します。
✔この記事の信頼性
この記事を書いている僕は、新卒時のTOEICの点数は400点台。そこから独学で900点台を達成し、現在では海外で新規事業の立上げを指揮しています。
世の中には、TOEICの教材が山ほどあるし、『テクニックが大事』なんて話もあって、何からやればいいか悩む人も少なくないと思います。(昔の僕がそうでした。)
この記事を読めば、厳選した3つの教材を使って、最短で点数アップする方法が分かりますよ。
TOEIC初心者の方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
それでは、紹介していきます。
📓もくじ
最短でTOEIC600点を超えるために必要な勉強法【順番が大事】
まずは、勉強法とその順番について紹介します。
具体的には、以下のとおりです。
✔必要な勉強法
STEP①:基礎的な英文法
STEP②:TOEIC用英単語
STEP③:本番の練習(数回だけ)
STEP④:リスニングの勉強
『文法→単語→問題を知る→リスニング』という順番です。
こちらの記事で詳しく紹介していますが、挫折なく、効率的に英語力を伸ばすための学習の順番は『文法→単語→リスニング→スピーキング』です。
以下では、それぞれの具体的な勉強法とその根拠について解説します。
以下を読んでもらえれば、この順番の大切さが分かってもらえると思いますよ。
勉強法とおすすめ教材3選
それでは、具体的な勉強法とその根拠について解説しつつ、おすすめ教材を紹介します。
STEP①:基礎的な英文法
まずは、基礎的な英文法です。
単語より先に文法が大事な理由
TOEICでは、『単語が先!』『単語が大事でしょ!』という声も少なくないと思います。
TOEIC600点未満なら、まずは文法。理解力が求められる改正後の新形式では、単語だけではムリです。
次のSTEP②で紹介している通り、TOEIC用の英単語の勉強を軽んじてるわけじゃないです。
でも、以下の理由でまずは文法です。
✔まず文法をやるべき理由
・英語の基礎力がない可能性が高い
・単語より文法の勉強の方が、短期間で伸びる
正直なところ、TOEIC600点未満なら基礎的な英語力を忘れちゃってるかも、、、
僕自身、まず単語ばっかりやっても全然伸びなかった理由がこれでした。
さらに、英単語は無限にある一方で、TOEICで必要な英文法はそこまで多くありません。
まずは600点を目指すなら、文法を先にやるべきですよ。
おすすめ教材
基礎的な英文法のおすすめ教材は、こちらです。
オフラインでも色んな人におすすめしてますが、結構評判がいいです。
こちらの本は、項目ごとに『解説2ページ(4つの例文)→穴埋め問題2ページ(4問)』って感じで構成されてます。
具体的な勉強法:
まずは解説ページだけでもOKですので、3周くらいじっくり読んでください。
時間がなければ、まずは問題は解かず、解説ページをじっくり3周くらい読んでください。
ノートやパソコンは不要です。
理由は、以下を目的としているからです。
✔この勉強法の目的
・まずは中高レベルの文法を思い出す
・どんな文法があるかを把握する
これだけで、Part 5や6で『あ、この選択肢はあり得ないな』と、いくつか気付くことができると思います。
選択肢を減らすことで、正解率も上がるはずですよ。
ちなみに、こちらの教材は900点を目指す上でもおすすめです。こちらの記事で詳しく紹介してるので、合わせてチェックしてみてくださいね。
STEP②:TOEIC用英単語
大まかに英文法が分かったら、次に単語です。
✔TOEIC用の英単語は必ずやるべき
TOEICの勉強で、たまに大学受験でも使うような単語帳を使ってる人もいるようです。
最短で点数UPさせたいなら、TOEIC用の英単語帳を使うのは必須です!
TOEICは、『ビジネス英語』の力を測るテスト。
つまり、『ビジネス英語』に特化した英単語をやるのが手っ取り早いです。
日本語だって、新卒入社前に『ビジネス用語』を覚えるために、"日本語を一から"勉強し直さないですよね。
また、TOEICで使われる単語には、傾向があります。
必ず、実績のあるTOEIC用単語帳がおすすめですよ。
おすすめ教材
僕がおすすめするTOEIC用の英単語帳は、こちらの「金のフレーズ」1択です。
おすすめ理由は、以下の通りです。
✓おすすめ理由
理由①:とにかくTOEIC頻出単語ばかりで約1,000語
理由②:何より覚えやすい
理由③:ビジネスでそのまま使えるのでモチベーション維持が楽
理由④:レベル別に分けられているので目標が建てられる
理由⑤:持ち運びしやすいサイズと厚さ
使ってみた感想や、具体的な勉強法については、こちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
STEP③:本番の練習(数回だけ)
文法と単語の基礎が出来たら、さっそく本番の練習に入ります。
本番の練習は早めにやった方がいい
実際に本番と同じ問題を、2時間でやってみてください。
まずは試験を把握しないと、せっかくの勉強の成果が出ませんよ。
上記で『文法』と『TOEIC用単語』を勧めたとおり、まず『基礎固め』は大事です。
でも、本番を知らなきゃ、苦手分野も分からないし、事前の対策も取れない。
『大学受験で、志望校はあるのに赤本を解かない!』みたいな感じです。
そのため、基礎の勉強に固執しすぎず、『ちょっとは分かってきたな!』と思ったら、思い切って問題を解いてみるのがおすすめ。
おすすめ教材
実際の試験勉強のためにおすすめなのが、こちらの「公式問題集」です。
数多くのTOEICの問題集が出ています。
でも、本番と同じ団体であるETS(educational testing service)が作成している問題は、公式問題集だけです。
本来は、大学受験の時の『赤本』のように、過去問で勉強したいもの。
でも、TOEICは問題が回収されてしまうため、過去問と言うものが存在しません。
まだあまり実践トレーニングをしていないという人は、まずは公式問題集だけやっていれば損はないと思いますよ。
具体的な活用法・勉強法については、こちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
そういった質問を頂くことがあります。
答えは、「余裕があれば新しいものから順番に終わらせていく!」です。
何回も解いていると、問題を覚えてしまうことも多いです。
ムリにやりすぎる必要はありませんが、余裕があれば、新しいものから順番にチャレンジしてみてくださいね。
STEP④:リスニングの勉強
本番の試験がどんな感じか分かったら、あとはひたすらリスニングの勉強です。
点数UPしやすいのはリスニング
TOEIC600点以下だと、リーディングの方に苦手意識がある人、少なくないと思います。
そうすると、ついついリーディングの勉強をしがち。
でも、リスニング400点くらいまでなら、回数こなせばすぐ達成できます。
理由は、以下のとおりです。
✔リスニングの方が点数UPしやすい理由
・問われてる内容が基本シンプル
・時間配分を気にする必要なし
・『慣れ』だけでもすぐ伸びる
そのため、最短で600点を達成するためには、ひたすらリスニングをやってください。
(もちろん、リスニングに自信が付いてきたら、リーディングもやってくださいね!)
具体的な勉強法とおすすめ教材
具体的な勉強法と教材は、以下のとおりです。
STEP③で使った公式問題集の回答をA4サイズに印刷し、何度も何度も聞き直す
リーディングの勉強といっても、色んな問題に手を出さなくてOKです。
というのも、リスニングが聞き取れない理由は、だいたい一緒だからです。
具体的には、以下のとおりです。
✔リスニングが聞き取れない主な理由
・単語が分からない
・音の変化に慣れてない
・スピードについていけない
600点を目指すなら、だいたいこれら理由だけだと考えてOKだと思います。
そのため、あれこれ手を出さずに、公式問題集を徹底的にやり込んでください。
なお、やるときは『回答』の印刷でOKです。
公式問題集の解答冊子には、左側に読んでる英文、右に選択肢と解説があります。
A4に印刷すれば、電車の中などのスキマ時間にも勉強できるのでおすすめですよ。
また、『リーディング攻略法』については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
本番1週間くらい前までに、ぜひチェックしてみてくださいね。
リスニングにおすすめグッズ
スキマ時間などを利用してリスニングを勉強していれば、ぐんぐん上達を実感できると思います。
ただし、スキマ時間であろうと、勉強するときは“全集中”で!
ダラダラ勉強していても、上達はハードです。当然ですよね。
そのため、僕がおすすめするのが「Airpods Pro」です。
正直、装着した瞬間にびっくりすると思いますよ。
詳しくはこちらの記事で紹介しているので、ぜひ試してみてくださいね。
余裕が出てきたら、、、
上記で紹介した教材は、何度も何度も繰り返すのが大切。
でも、いつも同じだと"間延び"してやる気が落ちてきちゃうって人も、少なくないと思います。
余裕が出てきたら、スキマ時間を使ってインプットを増やしていこう
スキマ時間にリーディングのアウトプットを
上記の勉強ペースを維持しつつ、ちょっとずつインプットを増やすのもアリ。
例えば、アプリを使って『物語形式』『ゲーム形式』にチャレンジするのもアリです。
アプリを利用して、少しずつリーディング対策も始めてみよう
上記の勉強のポイントは、『点数UPしやすいリスニングを強化』『リーディングは基礎文法+英単語』。
ただし、600点を"最短で"達成するために、一旦リーディングのアウトプットを省いてます。
そのため、もし余裕が出てきたら、スキマ時間を使ってアプリでインプット・アウトプットするのがおすすめ。
現段階でリーディングの”やりすぎ”はNG
机で問題を解いたり、公式問題集のリーディングをするのはNG。
それよりも、上記で紹介した『基礎力UP』『リスニングUP』にフォーカスした方が、"最速で"点数UPしやすいです。
600点を達成するまでは、リーディングはスキマ時間を利用して下さいね。
▼おすすめ勉強法
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まとめ
最後に、この記事のまとめです。
最速で600点を達成するための勉強法は、以下のとおりです。
✔必要な勉強法
STEP①:基礎的な英文法
STEP②:TOEIC用英単語
STEP③:本番の練習(数回だけ)
STEP④:リスニングの勉強
そして、おすすめ教材は、以下のとおりです。
まずは、こちらの教材にチャレンジして、600点オーバーを達成してくれたら嬉しいです。
今回は以上です。また次の記事でお会いしましょう。
ありがとうございました。
▼TOEIC勉強法の記事は、こちらにまとめています。ぜひチェックしてくださいね。