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【転職の悩み】不景気でも大手企業ならチャレンジすべき理由【採用担当が解説】

 

大手企業への転職を検討している人

『大手企業へ転職してみたいけど、今は不景気で新卒採用も減ってるみたいだし、、、いま転職活動しても無駄になっちゃうなら、しない方がいいのかな。不景気のときの大手企業の転職活動・採用状況について知りたいな。』

こんな疑問にお答えします。

この記事で解決できる悩み・不安

・不景気のときは転職活動しない方がいいのかな、、、

・大手企業の採用状況ってどうなるのかな、、、

・不景気のときでも成功する転職ってどんなのかな、、、

 

こんにちは、複数の大手企業で採用担当をしている、税理士のまぐすです。

この記事では、転職に興味のある人に向けて『不景気でも成功する転職』をテーマに、「不景気でも大手企業ならチャレンジすべき理由」を紹介します。

✓この記事の信頼性

この記事を書いている僕は、4大税理士法人から5大総合商社・大手金融を経て、現在ではまったり海外生活をしています。

現職でもそうですが、各企業では採用担当もしていました。

そのため、転職者側の心境や戦略だけでなく、企業側の事情や考え、採用基準についても把握しています。

 

リーマンショックや東日本大震災、コロナ禍、、、経済危機・経済ショックはだいたい10年に一度のペースで起きているともいわれています。

「今の会社の経営が危なそう、、、」「仕事が減ってきちゃった、、、」「業界自体が縮小しそう、、、」など、色んな理由で転職を考える人も少なくないと思います。

 

この記事では、大手企業での採用担当の経験を基に、そんな経済ショックの中でも転職を成功させるために、「大手企業ならチャレンジすべき」理由を、成功のためのコツとともに紹介します。

 

不景気でも大手企業ならチャレンジすべき理由

 

早速、大手企業ならチャレンジすべき理由を紹介します。

以下のとおりです。

✓不景気でもチャレンジすべき理

理由①:ポジションに空き・人材の見直しがある

理由②:むしろ採用が活発になる会社・部署あり【事実】

理由③:活躍できる人材になれる

 

ここではまず、上記の理由について詳しく紹介していきます。理由が分かれば、転職にも自信が持てると思いますよ。

 

理由①:ポジションに空き・人材の見直しがある

 

経済不況・経済ショックに陥ったとき、大手企業で必ず行われることがあります。

それは、以下の通りです。

経済不況の中、大手企業で必ず行われることは『人材・配置の見直し』です。

 

景気がいいとき、人材不足となる大手企業も多いため、新卒者や転職者を積極的に採用します。

ですが、経済不況に陥ったとたん、仕事や取引量が減少し「余剰人員」が必ず生じます。

 

そのため、企業としては「人員の最適化」が必要となります。

 

『人材・配置の見直し』はチャンス

 

「人員の最適化」によって、ポジションに空きが出たり、人材の見直しが必ず出てきます。

時には、転職者が増えてくることだってあります。

 

転職者は、そこが狙い目です。

 

景気がいいときは、仮に会社内で成果を上げていない人がいたとしても、そこまで問題になることはありません。

ですが、景気が悪くなってくると、そういった人を異動させ、もっと優秀な人材をそのポジションにつけて生産性向上を図ります。

そのため、「今まではなかった新しい求人」というのも、不景気だからこそ生まれたりするんです。

 

事実、過去の例を見てみると、リーマンショック時に採用が増えた企業・部署というのもあります。

 

次では、それを紹介していきます。

 

理由②:むしろ採用が活発になる会社・部署あり【事実】

 

実は、不景気だからといってすべての会社・すべての部署で転職者の採用が減るというわけではありません。

 

 

不景気でも新卒採用を伸ばす業界もある

 

例えば、今回のコロナウイルスの影響による雇用の見通しについては、2008年に起きた「リーマンショック」が参考になります。

 

この時には完全失業率もかなり増加したものの、業界によっては影響がなかった企業や、むしろ業績が良くなった業界もあります。

 

例えばこちらの記事では、総合商社や医療業界などが紹介されています。

リーマンショックの影響は受けながらも、ガス、鉄道、通信サービスなどのインフラ関連は新卒採用が増加、あるいは減少幅が小さい。

就職先として人気の高い総合商社や、不況の影響を比較的受けにくいとされる医薬・医療業界も新卒内定者数には大きな変動は見られない。

出展:東洋経済オンライン「リーマンショック後も採用拡大した企業は?

 

また、こちらの記事では採用数が増加した企業が具体的に紹介されています。

大手企業を見ても、東京ガス(83.0%増)やNTTドコモ(54.5%増)など、ガス、通信大手が新卒内定者数を増やした企業として上位に位置している。

また、総合商社も三井物産(9.0%増)、三菱商事(3.2%増)が採用数を拡大。

出展:東洋経済オンライン「リーマンショック後も採用拡大した企業は?

 

 

さらに、コロナウイルスで世界経済が大ダメージを受けると言われている中、業績を伸ばしている企業も多くあります。

それが、巨大IT企業。いわゆるGAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)などです。

株式市場で巨大IT(情報技術)に資金が集中している。米マイクロソフトや米アップルなど時価総額上位5社の合計が、東証1部約2170社の合計を上回った。

テレワークやインターネット通販など新型コロナウイルスで変容した生活様式でも勝ち組で、自動車などの次世代技術での投資余力も大きいことから評価を集める。

出展:日本経済新聞「GAFAMの時価総額、東証1部超え 560兆円に

 

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会社全体では減っても、増えてる部署もある

 

さらに、もし興味がある企業が採用を減らしていたとしても、必ずしも諦める必要はありません。

というのも、大手企業の転職者の採用権限に、以下のような特徴があるからです。

大手企業の場合、転職の採用権は部門ごとにあります。人事部ではありません。

 

つまり、会社全体として採用を減らしていたとしても、その部門や部署の業績が上がっていれば、転職なら採用される可能性はあるということ。

例えば、総合商社の場合には、多くの部門があります。

多くの業界・分野を扱っているからこそ、必ず業績が良くなる部門もあります。

 

そのような、業績が良い部門・部署を狙った転職であれば、不景気だって転職可能です。

 

理由③:活躍できる人材になれる

 

不景気の中で採用された場合、新卒採用が減っている分、とても大切に育てられます。

早く戦力になってもらうためにも、社内では重宝されます。

そのため、転職者自身も早くスキルアップが狙えます。

 

実際、1990年代から2005年辺りまで続いた、いわゆる「就職氷河期」の時代に採用された人材についても、東洋経済onlineの記事では以下のように言われています。

就職氷河期以降ずっと続く不景気の中で採用された人は厳選して採用され、丁寧に手をかけて育成されるために、その後会社の根幹を支える人材になっている場合があります。

このように、採用においては「景気の動向とは逆の動きを取る」ほうが合理的なのです。

出展:東洋経済online「コロナ不況の今こそ実は「採用のチャンス」な訳

 

つまり、不景気の中で転職できれば、スキルアップの大チャンスといえるんです。

 

不景気に転職活動するときのポイント

 

とはいえ、不景気の中での転職には、注意点もあります。

特に、不景気の中での転職では、以下の2つがポイントです。

✓不景気で転職を成功させるポイント

ポイント①:早く動き出す

ポイント②:長期戦で考えよう

 

ポイント①:早く動き出す

 

「とはいえ、転職できるか分からないしな、、、」

 

そう思っている人、ぜひ今すぐ動き出してください。

 

別に転職できなくたっていいんです。今の会社にそのままいるだけなので、特に失うものはありません。

ですが、求人が出ているポジションはそうではありません。

 

上記の通り、不景気の中での求人は、人材の見直しや、反対に業績が良くなったことによる場合が少なくありません。

そのため、以下のような特徴があります。

✓不景気時の求人の特徴

・ポジションが埋まったら即求人終了

・いつ求人が出るか分からない

 

通常の大手企業の求人もだいたい同じですが、不景気のときはその特徴がさらに強いです。いつ求人が出て、いつ終わるか分かりません。

そのため、もし転職に興味があったら、その瞬間に動き出すようにしてください。

モタモタしているうちに、希望していた求人を失っちゃったらもったいないですよ。

 

ポイント②:長期的で考えよう

 

また、2つ目のポイントは「長期戦で考えよう」ということ。

決して急いで転職してしまってもダメ出し、すぐに希望する求人が見つかると思ってもダメです。

 

不景気の中では、企業は必然的に経費の使い道には慎重になります。

そのため、頻繁に求人が出るとは限りません。

そんな時に注意すべきことは、「転職の目的を見失わないこと」です。

 

なかなか求人が出てこないと、少し興味のある求人につい飛びつきがちです。

ですが、そんな時でも焦って転職してしまわず、「そもそも何のために転職しようと思ってたんだっけ?」ということを思い出すようにしてください。

 

転職の目的を見失わず、「ある程度時間がかかっても仕方がない」と思うようにしてくださいね。

 

まとめ

 

最後に、この記事のまとめです。

不景気でも大手企業ならチャレンジすべき理由は、以下の通りです。

✓不景気でもチャレンジすべき理由

理由①:ポジションに空き・人材の見直しがある

理由②:むしろ採用が活発になる会社・部署あり【事実】

理由③:活躍できる人材になれる

 

新聞やネットニュースでは、不景気で雇用が下がることを懸念する記事を良く見かけると思います。

ですが、だからといって転職活動をやめる必要は全くありません。しっかりリサーチすれば、ちゃんとチャンスのある求人はたくさんあります。

だからこそ、不景気だとしても興味があればチャレンジするようにしましょう。

 

求人は「非公開求人」を狙うこと

 

必ず、求人は「非公開求人」を狙うようにしてください。

不景気の時こそ、企業は求人を「非公開求人」で募集しますよ。

 

不景気になると、当然に失業率が増加します。

さらに、「自分も仕事を失っちゃうかも、、、」という不安で、応募者も増えていきます。

 

転職希望者が増える中でも、効率よく優秀な人材を確保するために、企業は求人を「非公開求人」として募集します。

そのため、必ず「非公開求人」を狙うようにしてくださいね。

 

企業が非公開求人にする理由については、こちらの記事で詳しく紹介しているので、かならずチェックしてみてくださいね。

【採用担当が解説】転職するなら非公開求人がおすすめな理由【探し方も紹介】 こんな疑問にお答えします。 ✓この記事の想定読者 ・転職に興味がある人 ・非公開求人に応募しようか悩んでい...

 

なお、僕がおすすめする「非公開求人」の多い転職サイト・エージェントは、以下の通りです。

✓非公開求人が多いおすすめ転職エージェント

リクルートエージェント:  支援実績と求人数が圧倒的に多い。上の2つと提携していない企業の求人を取りこぼさないように、念のため登録した方がいい。

転職なら【DODA】: トップクラスの求人数と実績・評判を誇る最大手転職のひとつが『DODA』

パソナキャリア: 『2019年オリコン顧客満足度 転職エージェント』第1位にも輝いている大手エージェント

※リンクをクリックすると公式ホームページへアクセスします。

 

不景気でも、転職に興味があればぜひ積極的にチャレンジしてみださいね。

おすすめ転職サイト・エージェントの詳しい情報はこちらにまとめているので、しっかりと転職エージェントを利用しつつ、希望する転職を実現させてくださいね。

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今回は以上です。

ありがとうございました。

 

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