急に仕事で英語が必要になった人
『いきなり仕事で英語が必要になっちゃったんだけど、全然英語なんかできないよ、、、でもどうにかしなきゃいけないし、英語だからといって仕事でミスしたらヤバいし、どうしたらいいのかな。』
こんな悩みにお答えします。
✓この記事の想定読者
・仕事で英語を使うことに自信がない人
・英語が原因でミスをしたくない人
・最低限コミュニケーションが取れるようになりたい人
こんにちは、国際税理士のまぐすです。
この記事では、「英語に自信がないのに、英語を使わなくちゃいけなくなった人」に向けて、「まず最初にすべきこと」を紹介していきます。
✓この記事の信頼性
この記事を書いている僕は、社会人1年目に受けたTOEICが400点台、、、だけど4大税理士法人で海外とやり取りしたり、資料が英語だったりした部に配属になりました。
そこからなんとか乗り越えて、5大総合商社、大手金融グループのGlobal Tax Managerを経て、現在ではコンサルティングファームで海外の新規事業立上に参画するまでに至りました。
まず結論ですが、最初にすべきことは以下の通りです。
結論、まずは周りから助けてもらえる環境を作ろう
こちらの理由を深堀しつつ、「具体的に何をしなきゃいけないか」を紹介していきます。
「急に英語を使わなきゃいけなくなっちゃたけど、仕事でミスするわけにはいかない」と悩んでいる人に、1つでも参考になれば嬉しいです。
それでは、紹介していきます。
📓もくじ
最初にすべきことは「助けてもらえる環境作り」
いきなり仕事で英語が必要になるということ、多くの社会人が経験すると思います。
・急に英語を使う部署に異動になった
・グローバル化が進んで、上司が外国人になった
・社内の英語研修を受けさせられることになった
そんなとき、「やばい、勉強しなきゃ!」といって帰りに本屋に立ち寄って英語の本を買おうとしてしまう人、少なくないと思います。
ですが、それより先にやるべきことは、「助けてもらえる環境作り」です。
「英語の勉強」では解決できない
いきなり英語が必要になったからといって、英語を勉強すれば解決するものではありません。
なぜなら、不安に思う原因は「単純に英語力の問題」だからです。
英語は1日2日でどうにかなるものではありません。誰でも分かります。
・英語は大学受験以来だから単語を覚えていない
・英語を使って仕事した経験がない
・英語が話せない
それでも、仕事で使う以上、英語力が理由であろうとミスをするわけにはいきません。
ましてや、最低限のコミュニケーションくらい取れないと、仕事にすらならないかもしれません。
なんとなく英語を避けてきた人にとっては、死活問題ですよね。
でも、英語の勉強をしてもすぐには英語が使えるようにはならない。状況が改善されるわけではない。
そのため、最初にすべきことは、分厚い英単語帳を開くことではありません。
英語に自信がないなら、助けてもらうしかない
英語に自信がない・なんとなく英語を避けてきたって人は、周りに助けてもらうしかありません。
そのため、最初にすべきことはこちらです。
まずは、周りに助けてもらえる環境を作ろう
通常の仕事のときだって同じだと思います。
「分からない専門的な話が出てきた」「他の部署に聞かなきゃ分からないことに遭遇した」なんてこと、よくありますよね。
そういうとき、上司や部下、同僚に助けてもらって解決していると思います。
英語だって同じです。
英語はスキル・知識の1つです。分からなければ、分かる人に助けてもらうしか今すぐ解決する手段はありません。
✓周りから自然と助けてもらいたいシーン
・送ったメールの単語が間違ってたとき
・相手が言っていることが理解できなかったとき
・英語でのプレゼン資料の作り方が分からなかったとき
そんなとき、上司でも部下でも、自然と助けてくれる環境さえ作れれば、大きなミスを防ぐことができます。
まずは「恥ずかしい」を捨てよう
周りに助けてもらえるようにするためには、まずは「恥ずかしいを捨てること」が重要です。
英語に自信がないのに、英語を使わなきゃいけないってかなり辛いですよね。
例えば、以下のように思う人も少なくないと思います。
・周りから笑われてたらどうしよう…
・バカだと思われてたらどうしよう…
・せっかく築き上げてきた威厳・社内での評価が下がったらどうしよう…
僕自身も初めはそうでした。「仕事できないと思われないかな」「バカだと思われないかな」と思ってました。
そんな恐怖心から、つい「分かったふりをしてしまう」「なんとなく流してしまう」「よく分からないけどOKしてしまう」なんてこともありました。
達成すべきことは、「ちっちゃな自分のプライドを守ること」ではなく「仕事でミスをしないで、成果を上げること」です。
「英語のできない自分を知られるの、恥ずかしいな、、、」と自分のプライドを守っていたら、いつかもっと大きなミスをして、もっと恥ずかしい思いをするかもしれません。
何が重要なのか、それを考えると「英語ができないことを知られること」は、それほど恥ずかしいことではないと気が付くと思いますよ。
「英語ができないことを知ってもらう」がスタート
周りが助けてくれるようにするためには、まずは周りが「あ、英語できないんだな」「英語苦手なんだな」と思ってくれるしかありません。
そのためにやるべきことは、以下の通りです。
まずは、「恥ずかしい」という感情を捨てて、分からないことは分からないとハッキリ言おう。
周りだって、分かったふりをされたり、なんとなく「うん、うん」と相槌を打たれていては、英語が苦手なことに気が付きません。
もしくは、「英語できないのに、できるふりしてるよ、、、プライド高いんだな」と思って、助けようとしてくれないかもしれません。
「つい分かったふりをしちゃう」「よく分からないけどそのままにしてしまう」なんてことをしていると、いつか仕事でミスを犯してしまうかもしれません。
ミスを犯さないまでも、いつも「何かミスを犯しているかも、、、」という恐怖心と戦うことになるかもしれません。
そのため、まずは英語ができないことを、周りに分かってもらうためにも、素直に認めるようにしてみてください。
「環境作り」のためにすべきこと
結局のところ、英語に自信がないなら、仕事でミスをしないためには周りの人の助けが必要ということは分かってもらえたと思います。
それでは、「助けてもらえる環境作り」のために具体的に何をすべきかを、紹介していきます。
TOEICの点数を発表しちゃおう
まずは、TOEICの点数を周りの人に発表しちゃいましょう。
英語が必要な部署、海外とのやり取りがある会社であれば、社内研修などでTOEICを受けさせられる人も多いと思います。
そのため、TOEICは英語力を測る共通の基準になっている会社・部署も多いと思います。
だからこそ、TOEICの点数を共有してしまいましょう。
助けが必要か、周りが感じ取ってくれる
TOEICは、その人の英語力を測る1つの基準。
だからこそ、その人のTOEICの点数を知れば、その人が英語が苦手かどうかがある程度は分かります。
そう思う人もいるかもしれません。
ですが、逆です。
いつもかっこよくて、仕事ができる上司。少し遠い存在だと思ってた人が自分の点数を発表してしまって、弱みを見せた方が、人は助けてあげたくなります。
敢えて弱みを見せると、助けてもらいやすくなる。
メンタリストDaiGoさんのこちらの本では、「弱みをみせるリーダーほど説得力があるし強く見える」とあります。
弱さを見せられるリーダーの方が、周りが助けてくれて、より大きな成果を生むことが出来るということです。
これは、ビジネスパーソンなら誰でも知っている、鉄鋼王アンドリュー・カーネギーも以下のような名言を残しています。
人間、優れた仕事をするためには、自分一人でやるよりも、他人の助けを借りるほうが、良いものが出来ると悟ったとき、その人は偉大なる成長を遂げるのである。
出展:IQ.「『ヒト』を最適化しよう」
いま勉強していることを共有しよう
とはいえ、「いつも人に頼ってばかりで、自分は何にもしない」なんて人は、そのうち誰も助けてくれなくなりますよね。
そのため、TOEICの点数を発表しつつ、頑張って勉強している姿を見せることも大事です。
そのため、いま自分が勉強していることは共有しよう
いま勉強していることを共有することで、仲間意識を持てれば最高ですね。
TOEICの勉強は分かりやすい
上記でも説明した通り、TOEICを社内基準の1つにしている会社や部署は多いです。
もし「自分の会社もTOEICの点数だ」という人は、ぜひTOEICの勉強をお互いに共有するのがおすすめです。
というのも、理由は以下の通りです。
✓TOEICの勉強内容を共有すべき理由
・TOEICに関心のある人は多い
・TOEICの勉強方法はたくさんあるから、新しい情報は興味深い
例えば、「新しい単語帳を買ってみたんだ」「この本って読んだことある?」
そういった小さなことでもOKです。
とにかく自分の勉強を共有することで、周りが助けてくれる環境を作っていきましょう。
なお、TOEICを独学で勉強する人に僕がおすすめする教材は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
特に「これから勉強を始めてみる!」「なかなか点数が伸びなくて悩んでいる、、、」という人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
独学でも十分に900点台までは達成できますよ。
今ならスタディサプリもおすすめ
TOEIC以外にも、みんなが関心がある勉強法があります。
それが、CMでもお馴染みの「スタディサプリEnglish ビジネス英会話」です。
スタディサプリは、近年多くの上場企業や高校で導入が進んでいます。
高校で言えば、既に全国700の高校で利用されているし、大手航空会社や総合商社でも導入されています。
おすすめ理由などは、こちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧くださいね。
CMでもよく見かけるし、多くの企業や学校で導入が進んでいるため、関心がある人は多いはずです。
また、スタディサプリは、入会金もなく、月980円から利用できます。
今なら7日間無料で、途中解約もOKなので、始めてみて損はないと思います。
登録も1分で終わるので、興味がある人はこの機会にチャレンジしてみてくださいね。
スタディサプリを試してみる→ スタディサプリEnglish
まとめ
さいごに、この記事のおさらいです。
仕事で英語が必要になった人が最初にやるべきことは、「周りから助けてもらえる環境を作ろう」ということ
そして、周りから助けてもらえる環境を作るために具体的にすべきことは、「いま勉強していることを共有しよう」ということです。
今回紹介したTOEICや「スタディサプリEnglish
英語が必要になったこのタイミングで、「英語が原因での仕事のミス」を防ぐための環境作りのためにも、チャレンジしてみてくださいね。
今回は以上です。
急に仕事で英語が必要になった、かなり厳しい状況だと思います。この記事を読んで、そんな状況が少しでも解決してくれたら嬉しいです。
ありがとうございました。