『海外の会社で働いてみたいけど、自分で仕事を見つけてくるのは無理。英語での交渉も難しいし、なにより現地のことに詳しくないから不安。そんな状態でも利用できるおすすめの転職エージェントってあるのかな。』
こんな疑問にお答えします。
✓本記事の想定読者
・海外で働いてみたい人
・海外での転職活動に自信がない人
・おすすめ転職エージェントとその注意点を知りたい人
こんにちは、海外で働く税理士のまぐすです。
この記事では、おすすめ転職エージェントと選ぶときの注意点について解説します。
✓本記事の内容
・ 海外で転職する際のエージェントを選ぶ基準
・ エージェントを選ぶ際の注意点
・ 海外での転職におすすめの転職エージェント
この記事を書いている僕は、実際に海外向け転職エージェントを利用して、現在海外で働いています。
さらに、それぞれの会社では転職者の採用担当者をしていて、現在は海外現地での採用担当者として採用活動もしています。
✓本記事の信頼性
実際に転職エージェントを利用し、現在は海外で働いている僕が解説します。
海外で働いてみたいと思っている人。挑戦してみることを本当におすすめします。
その理由はこちらの記事「チャンスがあれば海外赴任・転職すべき理由3選【英語力がなくても挑戦しよう】」にまとめていますので、不安になったらこちらも確認してみてくださいね。
とはいえ、転職の仕方は慎重になった方がいいです。なぜなら海外へ転職するのだから、日本国内での転職とは違った事情があるからです。
その点を踏まえて解説していきますね。
📓もくじ
選ぶ際の基準と注意点【慎重に選ぶべき】
まず気を付けてもらいたいことは、海外への転職は『日本国内での転職以上に、慎重に転職エージェントを選ぶべき』ということです。
海外転職エージェントに求める最低条件
僕がおすすめする、海外転職で利用すべき転職エージェントは、主に以下を満たしているところです。
✓海外転職エージェントに求める条件
・ 日本語で対応可能
・ 大手で安心できる
・ 現地での実績がある
なぜなら、海外への転職は日本国内での転職とは異なった事情があるからです。
海外エージェント側の特殊事情
日本国内での転職と違い、転職サイト/エージェントには次のような違いがあります。
・ ライバルが少ない
・ 経験豊かなエージェントが少ない
・ 現地企業とのパイプを作るのが難しい
そのため、ひどいエージェントは本当にひどいです。
その実態を、周りに多くの海外転職者がいるだけでなく、実際に海外で転職エージェントに依頼する立場である僕が解説します。
エージェント選びの注意点:3選
エージェントを選ぶときは、以下の点に注意が必要です。
注意点①:本当に雑なエージェントがいる
日本国内での転職と違い、海外の転職に強みのある転職サイト/エージェントは多くありません。
そのため、サービスの質が悪いところもかなりあります。
ライバルが少ないので、適当にやってても十分に成り立ってしまうんでしょうね。
注意点②:企業からの信用がないエージェントも多い
ライバルが少なく、かつ、その国での日本人の転職ということで、決して大きくない業界です。
そこで一度でも悪い噂がたってしまったら、企業からその転職サイト/エージェントに依頼することは少なくなるでしょう。
場合によっては無くなってしまうかもしれません。
そうなったら、その転職エージェントにはいい求人案件は集まりません。
いくら待ってもいい求人提案は期待できないので、そういったエージェントはすぐに変えちゃいましょう。
注意点③:実績がないと良い求人なし+交渉も不可
正直なところ、現地での実績がない転職エージェントは企業から信頼されにくいです。
なぜなら、企業側は日本で人を採用するときと比べて、かなり高いコストとリスクを抱えているからです。
企業側にとって、日本人を雇うというのはかなりのコストもリスクも伴います。
雇うにしても、現地でビザの手配や転職サイトへの高い紹介料など、かなりのコストがかかります。
さらに、一度採用したのに入社前に『やっぱり辞めます』とか、入社して数ヶ月で『やっぱり日本に戻らなきゃ』なんて言い出すリスクも負っているのです。
そのため、企業側としては、日本国内での転職以上に、信頼のおける転職サイト/エージェントにお願いする傾向があります。
信用のない転職サイト/エージェントを利用しても、いい求人が少なかったり、もしあったとしても待遇面などで交渉してもらえない。
そんなこともあるので、信頼のある転職エージェントを選ぶべきです。
おすすめの転職エージェント3選
おさらいですが、僕がおすすめする転職サイト/エージェントの基準は、以下を満たしていることが条件です。
・ 大手の転職サイト/エージェント 【安心できる】
・ 現地での実績がある 【待遇面などの交渉力がある】
・ 現地に拠点がある 【転職活動が便利】
結論、僕がおすすめする転職エージェントは以下のとおりです。
✓海外転職に強いおすすめ転職エージェント
JAC Recruitment|勧めたい転職エージェントNo.1で、グローバルのハイキャリア案件に強い
パソナキャリア|2019年・2020年と2年連続オリコン顧客満足度調査:転職エージェント総合第1位
転職なら『DODA』|転職業界最大手であるパーソルキャリア株式会社が運営する転職支援サービス
それでは、それぞれについてもう少し深堀りして紹介してしてみてくださいね。
なお、もし英語のレジュメが必要になったとしても、流行りのスキルシェアサービス『スキルのフリマ【ココナラ】
おすすめ①:JACリクルートメント 【必ず登録すべき】
僕が海外で最も見かけるし、力を入れていると思うのが『JACリクルートメント
ロンドン発祥の外資系転職エージェントで、外資系・国内企業のグローバルポジションについては日本国内でも実績No.1です。
世界10か国のグローバルネットワークで海外への転職をバックアップしてくれるので、現地でもとても安心。かなり心強いと思います。
特に、アジアでは圧倒的No.1といった印象があります。
採用する企業側の立場からいっても、一番信頼できるエージェントです。
1975年、英国初の日系人材紹介会社として誕生したJAC Recruitment Groupは、現在日本、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、中国、香港SAR、韓国、ベトナム、インド、英国、ドイツで転職支援サービスを提供しています。
各国のJACは密に情報交換を行っているため、日本にいながら現地に根づいた鮮度の高い転職情報を取得することが可能です。
世界11カ国に広がるネットワークを活用したグローバル転職サポートには多数の実績があり、現在、多くの方が海外をフィールドにご活躍されています。
一方で、ネット上や口コミサイトをみると悪い評判もあるようです。
例えば、以下のような評判です。
・ 希望する企業や業界により担当者が異なる
・ 経験や実績がないと受けられる求人が少ない
ですが、これらの悪い評判は20代や年収600万円未満の方から多い傾向にあるように思います。
JACリクルートメントは、基本的には年収600万円以上のハイクラス向けを狙っている人におすすめの転職エージェントです。
ここまでの大企業ですので、どうしても悪い評判がでるのも仕方がないかなといった印象です。
ハイクラスを対象とするJACリクルートメントの求人とは属性が合わず、満足のいくサポートを受けられないという背景があるようです。
▼無料登録はこちら
外資系企業への転職はJAC Recruitment
おすすめ②:パソナキャリア 【こちらも必須】
実は、僕の周りの現地採用者や海外駐在員・その奥さんの多くが、こちらのパソナキャリアに登録しています。
業界屈指の万能型エージェントとも言えるパソナキャリアですので、海外転職でも多くの業種・業界の紹介が可能です。
パソナは海外10カ国以上に展開しており、それぞれの国と地域で皆様の就業のサポートを行っております。
現地に支店があるので、面談や転職の相談を直接現地で行えるので、応募者としてはありがたいですよね。
また、パソナグループは東京2020 オフィシャルサポーター契約も締結しているくらいの大手ですので、海外転職でも安心です。
▼無料登録はこちら
【パソナキャリア】
おすすめ③:DODA 【上記2社で希望の求人がなければ】
さいごに紹介するのが『DODA
DODAは、転職業界最大手であるパーソルキャリア株式会社が運営する転職支援サービスです。
僕の周りでも、最近利用者が増えてきているといった印象です。
実績は上記2社の方が上かもしれませんが、対象の国や地域の広さが特徴という印象。
国や地域によっては強みを発揮してくれるといったこともあると思うので、『上記2社に登録しつつ、取りこぼしがないように併せて登録する』といった使い方がいいかと思います。
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転職ならDODA
さいごに
海外転職では、転職エージェント選びは本当に大切です。
せっかくの海外転職。成功させるためにも面倒でもここだけは絶対に手を抜かないでもらいたいと思います。
また、1社だけではなく複数に登録することもおすすめします。
転職サイト/エージェントによって、国や地域ごとに強み・弱みもあると思いますし、そもそもその国や地域の特殊事情もあると思います。
そのような事情でのリスクを回避するためにも、上記のうちいくつかのサイト/エージェントに登録してみてくださいね。
・JACリクルートメント
・パソナキャリア|2019年・2020年と2年連続オリコン顧客満足度調査:転職エージェント総合第1位
・転職なら『DODA』
もし英語のレジュメが必要になったとしても、流行りのスキルシェアサービス『スキルのフリマ【ココナラ】
なお、海外へ転職するかまだ悩んでいるという人に向けては、こちらの記事を用意していますので併せて確認してみてくださいね。
今回は以上です。
ありがとうございました。
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