英会話の勉強をしている人
『基本的な英単語や英文法の勉強は一通り終わったし、TOEICもそれなりの点数が取れるようになったから、次はちゃんと英語を話せるようになりたいな。ほとんど英語を話す機会なんてなかったけど、出来るだけ早く話せるようになりたいから、コツとかあったら教えてほしいな。』
こんな疑問にお答えします。
✓この記事の想定読者
・どんなスピーキングの勉強方法があるか知りたい人
・覚えた英語で実際に会話できるようになりたい人
・仕事や旅行先で英語でやりとりできるようになりたい人
こんにちは、国際税理士のまぐすです。
この記事では、「最速で英語を話せるようになる」をテーマに、具体的な勉強法・コツを4つ厳選して紹介します。
✓この記事の信頼性
この記事を書いている僕は、社会人になってから、色んな勉強法を試してきました。正直ムダになった勉強もあります。
ですが、色んな勉強法を試した結果、TOEIC400点台から900点台を達成。
そして、大手金融グループのGlobal Tax Managerや海外で働くといったキャリアを歩んでいます。
「基本的な単語や文法は知ってるけど、話せない」「TOEICの点数は悪くないけどしゃべれない」そういった人、少なくないと思います。
そういった人におすすめするのが、こちらの4つの勉強法です。
✓最短で英語を話せるようになる方法4つ
・まずは独り言で練習
・言えなかったことはメモを取る
・毎日、少しでも会話する
・英会話レッスンでは毎回テーマを決める
以下では、上記4つの方法について詳しく紹介していきます。
この記事で紹介する方法で勉強すれば、独学でも海外で働くことができるくらいにはスピーキング力を伸ばすことができると思います。
英語がうまく話せなくて悩んでいる人に、1つでも参考になれば嬉しいです。
それでは紹介していきます。
📓もくじ
話せるようになるためにまずクリアすべきこと
日本人の多くが英語が話せない・苦手という原因はたくさんあると思います。
ですが、最短で英語を話せるようになるために、まずクリアすべき課題について紹介します。
「英語を知ってても話せない」人は多い
ちゃんと英語を勉強している人でも、以下に該当する人という人も多いんじゃないかと思います。
・基本的な単語や文法は知ってるけど、話せない
・TOEICの点数は悪くないけどしゃべれない
・リスニングは出来るのに、会話ができない
実は、日本はアジアで1番、英語が話せないとも言われています。
というのも、2017年のTOEFLスピーキングテストの結果によれば、日本はアジアで最下位の結果でした。(出展:「Test and Score Data Summary for TOEFL iBT Tests (January 2017– December 2017 Test Data)」
さらに、こちらの調査では、日本人全体の7割以上が「英語をほとんど話せない」と答えているとのことです。
株式会社クロス・マーケティングの「グローバル化と英語に関する実態調査」によると(中略)、自身の英語力については、41.6%が「英語は話せない」、30.4%が「(挨拶や食事のオーダーなど)単語を羅列させる程度」と回答。両者を合わせると、全体の7割以上が「英語をほとんど話せない」と答えている。
出展:exciteニュース『日本人の72%が「英語は話せない」「単語を羅列させる程度」』
日本では2002年から中学校で英語が必修教科となり、2018年から小学5年生と6年生、さらに2020年には小学3年生と4年生で英語教育が必修化されます。
それでも、スピーキング力においては他の国と比べてもっと向上すべき状態です。
英語が話せない原因
日本人の多くが英語が話せない・苦手という原因はたくさんあると思います。
ですが、僕がスピーキング力を伸ばせた理由は、その原因のうち以下の原因をクリアしたことです。
✓話せるようになるためにクリアすべきこと
・「どんなことが言えないか」を把握できていない
・直訳しようとしている(難しい表現をしようとしている)
・完璧を求めすぎている
英語を話そうとしている自分を、鮮明にイメージしてみてください。
実は、上記に該当しているよって人、少なくないと思います。
「どんなことが言えないか」を把握できていない
「英語が話せない・苦手」といっても、どんなことが話せないでしょうか。
プレゼンのような論理立てた話した方が苦手。ネイティブのようなショートフレーズが言えない。そもそも日常会話からして一言も言葉が出てこないなど。
そもそも、どんなことが言えないかを把握できていないのは、単純に練習量が不足しているからです。
英会話はスポーツの練習と同じです。
やってみて、出来ないことを発見して、できるようになるための練習をする。それの積み重ねです。
どれだけテレビで見たことのあるスポーツで知識はあっても、ほとんどやったことがなければ、自分がどんなプレーができないのかなんて分かりませんよね。
日本語をそのまま完璧に訳そうとしている
英語を話そうとしている自分をイメージしてみると、日本語をそのまま訳そうとしている人、結構いるんじゃないかと思います。
もちろん、僕自身も初めはそうでした。
英語を話すときだけでなく、英語のメールを書こうとするときですら、そのままGoogle翻訳を使って英訳しようとしていたくらいです。
ですが、英語を話せるようになるためには、とにかく「完璧を目指さないこと」がおすすめ。
「あ、自分は該当しちゃうな」って人は、ぜひこちらの記事も併せて読んでみてください。
上記の記事では、「完璧を求めない・日本語通りに直訳しないためにすべきこと」について詳しく紹介していますので、この記事では、実際に英語が話せるようになるための基本的な勉強法を紹介するので、ぜひ併せて読んでみてくださいね。
最短で英語を話せるようになる勉強法
最初に紹介した具体的な勉強法は、以下の4つです。
✓最短で英語を話せるようになる方法4つ
勉強法①:まずは独り言で練習
勉強法②:言えなかったことはメモを取る
勉強法③:毎日、少しでも会話する
勉強法④:英会話レッスンでは毎回テーマを決める
以下では、それぞれについて詳しく紹介していきますね。
勉強法①:まずは独り言で練習
まず、すべての人に必ずやってもらいたいのが「独り言」です。
どんなことでも構いません。思いついたこと・考えたこと・見たものを英語で話してみようとしてみてください。
「独り言」をする目的は、以下の通りです。
「どんなことが言えないか」を把握するため
上記で紹介した、話せるようになるためにクリアすべきことの1つです。
お風呂に入っているとき・化粧をしているときやヒゲを沿っているとき・駅へ向かっているとき、どんな時でもOKです。
僕がおすすめするのは、以下のことを独り言で英語で話してみることです。
・目に見えたものを1つ決めて、それを英語で人に説明するように話してみる
・仕事でのミーティングで話そうとしていることを、英語で説明しようとしてみる
こうすることで、「あ、こういったことが言えないんだ」「こういった時は、どう表現するのかな?」という気づきが、必ず生まれます。
また、「英単語の暗記方法」に関するこちらの記事でも詳しく紹介しましたが、独り言は英単語などの暗記にも効果的です。
「英単語の暗記も同時にできたらいいな」という人は、ぜひ併せて見てみてくださいね。
勉強法②:言えなかったことはメモを取る
上記①で独り言を言ってみて、自分が言えなかった表現や説明を見つけたら、次のステップとして「どんどんメモしていきましょう」。
そして、メモしたことを、電車の中や自宅に帰ってきてから、ネットなどでじっくり英訳してみてください。
そうした積み上げを一つひとつ復習して覚えていくだけでも、かなり話せるようになると思いますよ。
さらに、こんなことに気が付くかもしれません。
あれ、自分の話し方って、実はいくつかのパターンが多いな!
自分の話し方のクセに気が付ければ、かなりすぐに上達すると思います。
よく使う単語・よく使う言い回し、そんなことに気が付ければ、あとはそれに関連した英単語を少しずつ増やしていけば、概ね思ったことを英語で表現できるようになりますよ。
メモしたことを英訳するときの注意点
その際に注意してもらいたいのが、以下の点です。
日本語をそのまま英訳するのではなく、簡単な表現に直してから英訳してみる
社会人になればなるほど、実は難しい日本語になっていると思います。
主語が抜けていたり、使っている日本語が難しくなっていたりとかです。
それをそのまま英訳しようとすると、必要な英単語も英文法も、より複雑になってしまいます。
そうすると、その分覚えなおす単語も文法も増えてしまうので、出来るだけ簡単な表現に変えてから、英訳するようにしてみてください。
なお、こちらの記事に「思ったことを簡単な表現で英語で話すための勉強法」を紹介しているので、「あ、確かに難しい表現を、無理やり英訳しようとしちゃってたな」という人は、ぜひご覧ください。
勉強法③:毎日、少しでも会話する
自分がよく使う単語・よく使う言い回しに気づいたら、あとは実際の英会話の中でどんどん使うようにしてみてください。
というのも、独り言はあくまで「自分がよく使う単語・よく使う言い回しに気づくための勉強法です。
実際の会話で使わないと、「瞬時に口から出る」という状態にはなれないからです。
実際の会話の中で、「あれ、どう言うんだっけ、、、」といってメモを取り出すわけにはいきませんよね。
なので、あとはとにかく口から出してみることです。
おすすめはオンライン英会話
ひたすら使うのには、オンライン英会話がおすすめ。
おすすめ理由は、以下の通りです。
・いつでもどこでも好きな時にできる
・1日にコーヒー1杯分で、ネイティブと話せる
・自分で先生を選べる
オンライン英会話なら、いつでもどこでも、自分が好きなときに利用できます。
それなら、忙しい社会人でも利用できますよね。
さらに、金額はだいたい1日200円くらい。コーヒー1杯分くらいですよね。
その他のおすすめ理由については、こちらの記事で詳しく紹介しています。気になる人はぜひご覧くださいね。
「続けられる自信ないな、、、」という人も大丈夫
今なら、だいたいのオンライン英会話では以下のようなキャンペーンをしています。
✓今なら受けられる特典の例
・初月半額キャンペーン
・7日間無料トライアル
・途中解約OK
そのため、例えば1ヶ月くらいだけ試してみて、自分に合わないなと思ったら解約すればOKです。
とにかく、実際に口に出して練習することが大切。最初はコストもほとんどかからないので、まずは始めてみるのがおすすめ。
なお、僕がおすすめするオンライン英会話はこちらです。どれも実際に使ってみておすすめしています。
リンクをクリックすればホームページへアクセスできるので、特典内容などを調べて、最初の1ヶ月、試してみてくださいね
・Bizmates(ビズメイツ)|ビジネス特化型で、5ステップのレッスンフロー、25段階のレベル分け、レッスン後トレーナーから「フィードバックや学習した単語・フレーズ」が魅力です。また、ビジネスパーソンのために5~25時(全日)に利用可能なのもありがたい。
・レアジョブ英会話|2007年の創業開始から会員数70万人、講師数5,000人以上の国内最大級のオンライン英会話サービス。
・ネイティブキャンプ|月額6,480円でレッスンが24時間受け放題。英会話初心者からTOEICハイスコアを目指す上級者まで自由にカリキュラムを組めるので、レベルに合った授業を受けることが可能。
※リンクをクリックすると、公式ホームページへアクセスできます。
勉強法④:英会話レッスンでは毎回テーマを決める
上記③で実際にオンライン英会話を利用してみるとき、ぜひやってもらいたいことがこちらです。
毎回のレッスンの前に、その日のテーマを決めること
ここでいう「テーマ」とは、使えるようになりたい英語表現でも、なかなか覚えられない英単語でもOKです。
例えば僕の場合、こちらの本から2~3個、英語表現や文法を選んで「必ず5回は使う!」という感じでやっていました。
ほかにも、上記「独り言」で発見した「よく使う表現形式」を、こちらの記事でおすすめしている英文法の本から調べて、それを片手に話してました。チャンスがあればどんどん使っていきました。
とにかく、その日のレッスンで「意識して使おうとする表現・単語」を前もって決めておいてください。
目的なく話してても上達できない
上記で紹介した、スポーツの練習と同じです。
やってみて、出来ないことを発見して、できるようになるための練習をする。ここでいうオンライン英会話でのアウトプットは「練習」に該当します。
せっかく「何を練習すべきか」までを勉強法③で発見したのに、実際に練習してみなければ意味がありません。
英会話講師に質問されたことに、単に答えているだけでは効果が少なくなってしまいます。
そのため、必ずその日のテーマを決めて、チャンスがあれば積極的にその表現や文法、英単語を使うようにしてみてください。
まとめ
今回の記事では、「最速で英語を話せるようになる」をテーマに、具体的な勉強法・コツを4つ紹介しました。
おさらいですが、こちらの4つの方法です。
✓最短で英語を話せるようになる方法4つ
勉強法①:まずは独り言で練習
勉強法②:言えなかったことはメモを取る
勉強法③:毎日、少しでも会話する
勉強法④:英会話レッスンでは毎回テーマを決める
これらは、順番に1つずつ確実に行ってこそ、効果があります。
というのも、一つ一つが次の勉強法に繋がっているからです。
「あ、これやったことないな」「そうか、こういった感じで勉強すればいいのか」というのが1つでもあれば、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
この記事を読むことで、少しでも早くスピーキング力が上がれば嬉しいです。
今回は以上です。最後まで読んでくれてありがとうございました。
・Bizmates(ビズメイツ)|ビジネス特化型で、5ステップのレッスンフロー、25段階のレベル分け、レッスン後トレーナーから「フィードバックや学習した単語・フレーズ」が魅力です。また、ビジネスパーソンのために5~25時(全日)に利用可能なのもありがたい。
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