海外就職に興味がある人
『海外就職に興味があるけど…初めてのことだから怖いし失敗したくないな。メディアやSNSではキラキラした体験談を見かけるけど、その裏には失敗している人もいるだろうし…。とはいえ挑戦してみたい気持ちはずっとある!どうしたらいいだろう』
こんな疑問にお答えします。
✓本記事の想定読者
・海外で働くことに興味がある人
・海外転職で失敗したくない人
・海外転職の始め方が知りたい人
こんにちは、税理士のまぐすです。
この記事では、海外就職・転職で失敗する人の共通点について解説します。
✓この記事の内容
・海外就職で失敗する人の共通点とは【情報不足です】
・正しい情報収集の方法とは
・海外就職で失敗しないためにまずやるべきこと
この記事を書いている僕は現在、海外の企業に転職し、世界各国で働いています。
✓本記事の信頼性
この記事を書いている僕は、海外への転職を成功させ、今はぬくぬくと海外で生活しています。
さらに現在は、海外で現地採用の日本人の採用担当もしています。
それでは、解説していきますね。
📓もくじ
海外就職で失敗する人の共通点とは【情報不足です】
失敗する人の特徴はズバリ、情報不足です。
イメージや先入観で考えていませんか?
「好きかも?」と思う人がいたら、付き合う前に何度もご飯にいってどんな人か確認しますよね?
引っ越しするとなったら、引っ越し先の下見をしますよね?
海外就職も同じです。就職を考えるなら、まずはしっかりと情報収集すべきです。
当たり前なことなのに、これができていない人が多くいます。
例えば、「カッコいい」というイメージだけで「イギリス」「ヨーロッパ」という人がいます。でも質問すると、「え、Brexitって何?」「フランスって差別がすごいの?」なんてことも。
また、「海外と言えばアメリカっしょ!」という人もいます。ですが、そもそも何の繋がりもなければすぐにアメリカで働くことなんてできませんよ!それは…ビザが下りないからです、不法滞在になっちゃうからです。
とにかくそこの国で働いたときのことを考えなきゃいけないんです。
例えば、次のような感じです。
・現地の気候はどうか?
・物価はどうか?(高いor安いと言われてるけど、本当にそうか?)
・人種差別はないか?日本人はどのくらいいるか?
・毎日の食事は大丈夫そうか?
・働き方に日本との違いはないか?
・テロやデモはないか?
こういった感じで、とにかくその国で仕事や生活をしたときのことを具体的にイメージして、情報を集めなきゃいけないんです。
一人で悩むのは無駄です
一人で悩んで、メディアやSNSで情報をかき集めても無駄です。“生きた情報”はそこにはありません。
Youtubeを見れば、カッコよくて素敵な生活をしている動画ばかり。
一方で、ニュースを見ればテロやデモなど、ネガティブなことばかり。
それぞれの媒体が「何を伝えたいか」によって、発信される情報が全く違うんです。
だから、いくらメディアやSNSを見ても、その国や地域の本当の生活の、一面しかみることはできませんよ。
僕自身、色んな国で仕事をしていますが、ほとんどの国で
・「え、聞いてたより全然いいじゃん!」
・「いやぁ~こんなにひどいか、、、」
といったように、事前に聞いてたイメージと全く違うことがほとんどですよ。
正しい情報収集の方法とは
結論、「実際に働いている人に会うこと」です。
あと、せっかく会うのなら、昔働いていた人ではなく、今まさに働いている人に会うようにしましょう。
なぜなら、その人が辞めた理由によっては、ネガティブな意見しか聞けないかもしれないからです。
「実際に働いている人に会う」方法は3つある
方法は、いくつかあります。
✓実際にその国で働いている人に会う方法
方法①:知り合いを探す
方法②:SNSで働いている人を探す
方法③:転職サイトに登録して求人を探す、エージェントと話す
僕がおすすめする方法は、方法③です。
その理由は、以下のとおりです。
方法①の課題:最適な人が見つからない
そもそも、いま実際にその国で働いている人を探すのがかなり困難です。(もちろん、元々知り合いがいればいいですが)
しかも、見つかったとしても自分の希望している職種やポジションなどが違えば、帰ってくる答えは全く違いますよね。
例えば、金融関係の会社に入ろうとしている人が、工場で働く人の働き方や生活を聞いても、参考になりませんよね。
方法②のポイント:情報が正しいか分からない
SNSでいい人と巡り合えればいいですが、それもなかなか難しいですよね。
相手としては、あれこれ質問されても自分には得はありませんから。
また、例えばその国で豪華な生活をSNSで公開している人に話を聞いても、「そういう投稿をすることで集客している」という人だっているので、情報の信頼性がありません。
あと、知り合いに聞くのも注意です。
よほど信頼できる人ならいいですが、大抵の人は「いい事ばかり」を言います。
なぜなら、その人自身がそこで暮らしているんだから、自分を否定されたくないのでネガティブなことはあまり言いませんよね。
「実際に働いている人に会う」おすすめの方法
結論、方法③「転職サイトに登録して求人を探す、エージェントと話す」です。
そうするメリットは以下のとおりです。
メリット①:現地で生活しているエージェントに色々と質問できる
メリット②:現地の情報を代わりに集めてくれる
メリット③:内定が取れてから生活面などでの交渉も可能
メリット①:現地で生活しているエージェントに色々と質問できる
海外転職を扱う転職エージェントは、その国にも拠点があるため、日本人スタッフが1人はいることが多いです。
最初、どこの国にしようか検討している段階で、色んな国の情報を、現地に住むそのエージェントに聞くことができますよ。
メリット②:現地の情報を代わりに集めてくれる
もし分からないことや不安なことがあったら、現地に暮らすエージェントに色々質問してしまってOKです。
例えば僕が聞いたことは、「現地にフットサルの日本人のコミュニティはありますか?」「日本人が教えてるテニススクールはありますか?」など、日常に関係することです。笑
もし、そのエージェントが知らなかったとしても、きっとちゃんと調べてくれますよ。
なぜなら、エージェントは「不安がなくなった方が、転職してくれる可能性が高まる」ということを知っているからです。
全く遠慮はいりませんよ。
メリット③:内定が取れてから生活面などでの交渉も可能
細かな待遇面での交渉でも、転職エージェントが活躍してくれます。
採用する企業側も、「外国で就職することが不安」ということは分かっていますが、文化の違いもあるので直接自分で交渉するのは難しいです。
例えば僕の場合、自宅のインターネット料金ははじめは会社負担じゃなかったのですが、ビザの都合などで契約できないことが分かると、転職エージェントが交渉して、会社負担にしてくれたこともあります。
実際に生活を始めると、トラブルは付き物ですよね。
そんなとき、転職エージェントがいれば、実際の内定のときや生活を始めたあと、相談する相手がいるので安心ですよ。
チェックすべき海外就職の求人サイトとは
実際に海外に転職し、現在では海外で採用担当をしている僕がおすすめする日本人向けの転職サイトは、こちらです。
✓海外転職に強いおすすめ転職エージェント
JAC Recruitment|勧めたい転職エージェントNo.1で、グローバルのハイキャリア案件に強い
パソナキャリア
グローバル・外資系・ハイクラスの『Samurai Job』
転職なら『DODA』
※リンクをクリックすると、公式ホームページへ移ります。
基本的に相談は無料なので、登録して使ってみることをおすすめします。
それぞれの特徴などの詳細は、こちらの記事「【日本語でOK】海外への転職におすすめの転職エージェント3選【未経験でも安心です】」で解説していますので、併せて見てみてくださいね。
もし英語のレジュメが必要になったとしても、流行りのスキルシェアサービス『スキルのフリマ【ココナラ】
海外就職で失敗しないためにまずやるべきこと
次の3ステップがおすすめです。
・STEP 1:転職サイト・エージェントに登録する
・STEP 2:エージェントに相談しつつ、興味ある国の求人を探す
・STEP 3:求人が絞られたら、その国のより詳しい情報を確認する
STEP 1:転職サイト・エージェントに登録する
上記の通り、エージェントはMUSTです。
登録は10分くらいで終わるので、迷う前に終わらせてしまうべきです。
海外で働くための第1歩は、それほど重くないですよ。
STEP 2:エージェントに相談しつつ、興味ある国の求人を探す
登録が完了したら、自分の興味ある国をエージェントに伝えてみよう。まずはそこからです。
いくら一人で考えたところで、そもそも求人がなければ意味ないですからね。
例えばアメリカであれば、一定の条件(例えばそのアメリカの会社の日本子会社などで1年以上の勤務経験があるなど)をクリアしていなければ、そもそもすぐにビザが発行されないなど、特殊事情がある国もあるんです。
あとは、シンガポールであれば「一定の金額以上の給料を得られる人じゃないと、ビザの取得が難しくなる」なんてこともあります。
国によって事情が全く違うんです。
まずはその国の求人を確認してみましょう。
STEP 3:求人が絞られたら、その国のより詳しい情報を確認する
自分が興味があって、かつ、働けそうな国が絞られたら、実際にその国に住んでいるエージェントにつないでもらいましょう。
(場合によっては、初めからその国のエージェントと話をさせてくれることもあるかも)
ビザの取りやすさや、その時期にデモがあるなど、働きやすさや生活に関係する情報をきっと教えてくれますよ。
そういった、現地でしか分からないことを聞いてから、挑戦する国を決めましょうね。
さいごに:動くことで道が開ける
先日にこういったツイートをしました。
『年収をあげたいのであれば、「自分がやりたいこと」よりも「自分が評価される環境で働くこと」が大切』
By motoさん(@moto_recruit )日本人は未だ1つの会社で働き抜くことへの美徳が強い。
不満がなければいいが、目標実現には時代の変化に伴って変わらなければ。https://t.co/Mlty0DyLBR
— まぐす|税理士&元コンサル×商社×金融 (@Mags_career) October 27, 2019
環境が変われば、生活自体も大きく変わるはずです。僕がそうでした。
転職サイトに登録して、そこの転職エージェントから来る求人提案を見ればOKです。
それが、海外で働くことの第1歩ですよ。
・JACリクルートメント
・パソナキャリア
・グローバル・外資系・ハイクラスの『Samurai Job』
・転職なら『DODA』
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もし英語のレジュメが必要になったとしても、流行りのスキルシェアサービス『スキルのフリマ【ココナラ】
✓チャンスがあれば海外赴任・転職すべき理由はこちら
✓海外転職におすすめの転職エージェントはこちら
今回は以上です。
ありがとうございました。