TOEICで高得点を取りたい人
『TOEICで高得点を狙ってるんだけど、リーディングがなかなか伸びないな、、、実際どんな勉強をしたらいいのかな。Part 5と6の点数を伸ばすためのポイントが知りたいな。あと、具体的な勉強法があれば知りたいな。』
こんな疑問にお答えします。
✔この記事の想定読者
・TOEICで高得点を取りたい人
・TOEICのリーディングパートが伸び悩んでいる人
・TOEICのPart 5 & 6が15分以内に終わらない人
こんにちは、国際税理士のまぐすです。
この記事では、独学でTOEIC400点台→900点台を達成した経験をもとに、『TOEICのPart5 & 6の点数を伸ばすためのポイントと、効率的な勉強法』を紹介します。
✔この記事の信頼性
この記事を書いている僕は、社会人1年目でTOEIC 400点台。そこから独学で900点台を達成しました。
今では海外で新規事業立上を任されるまでに英語力を伸ばすことができました。
TOEICのリーディングで高得点を取るポイント、実はPart 5 & 6です。
Part 5 & 6をどれだけ素早く・高得点を取れるかがカギです。
この記事を読めば、『何を・どのように勉強すればPart 5 & 6で高得点を取れるか』が分かると思うので、TOEIC高得点を目指す人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
それでは、紹介していきます。
📓もくじ
この記事の前提条件
とはいえ、『英語なんて中学生以来』という人にも共通するテクニックはないので、まずは『この記事を効果的に利用してもらうための前提条件』を紹介させてください。
それは、以下のとおりです。
基本的な文法はおおむね復習済みであること
文法は、単語の並び順のルール。
このあとでも紹介しますが、Part 5 & 6で問われていることは実はシンプルで、『単語』と『文法』。それだけです。
しかも、そこで問われている文法って、実はすごく基本的なことです。
時間をかけてじっくり・ゆっくり考えれば解ける問題が多くあります。
そのため、まずは基本的な英文法だけでも、思い出し作業をしてもらってから読んでもらえると、この記事で紹介するポイントや勉強法も、上手く活用してもらえるかなと思います。
Part 5&6高得点のためのポイント
それでは、Part 5 & 6のポイントを紹介していきます。
ポイント①:Part 5&6、実はシンプル
特にTOEIC初心者の方で、『リーディングの点数がなかなか伸びない』という人の多くが、このPart 5 & 6に苦戦している人が多い気がします。
ですが、分析してみるとPart 5 & 6で問われていることって、実はシンプルです。
Part 5 & 6で問われていること。それは読解力ではありません。
シンプルに、『単語』と『文法』です。
以下は、Part 5 & 6で問われている内容を、大きく区分したものです。
問われている内容は、大きく分けて5つです。
カテゴリー | 問われている内容 |
語彙や前置詞、接続詞 | 単語力、前置詞や接続詞の使い方 |
品詞 | 品詞の使い方(名詞、形容詞、副詞など) |
動詞 | 動詞の時制や活用法 |
基本的な文法 | 比較級や時制など |
熟語や慣用句 | ビジネス英語の熟語・慣用句 |
文章が短い上に、問われている内容を見てみると、実はシンプルなことが分かると思います。
ポイント②:15分以内で終わらせよう
Part 5 & 6は、15分以内に終わらせることを目指そう。
リーディングパートが苦手な人、その理由の多くが Part 5 & 6に時間をかけすぎです。
リーディングパートのうちPart 7の方が、問題数も多いし配点も高い。
ですが、Part 7で点数が取れない人の多くが、『Part 7が最後まで終わらなかった、、、』という人、少なくないんじゃないかと思います。
リーディングの点数を伸ばすためには、Part 7の最後の問題までしっかりと解ききることが大事。
最後のほうの問題でも、『時間さえあれば簡単♪』というケースも多くありますからね。
そのため、リーディングの点数を伸ばすためには、Part 5 & 6を15分以内に終わらせて、 Part 7に60分は確保するのがポイントですよ。
ポイント③:『慣れ』をバカにすると点数は伸びない
そう思っている人もいるかもしれません。
ですが、リーディングパートについては、テクニックだけでは限界。
とにかく慣れることが大事です。
その理由は、以下の通りです。
✓『慣れ』が大切な理由
・小手先のテクニックは限界がある
・慣用句は、シンプルに『知ってるかどうか』
・Part 7のために、とにかく時間を減らそう
小手先のテクニックは限界がある
上記で紹介した通り、Part 5 & 6で問われていることって、実はシンプルに『単語』と『文法』です。
シンプルだからこそ、小手先のテクニックが通用しにくいパートです。
世の中には、part 5に関するいろんなテクニックが紹介されています。
例えば、以下のようなテクニックです。
・the の後ろは名詞が来る
・名詞の直前は形容詞 など
無数のテクニックが紹介されてますが、これは結局のところ『基礎的な英文法の知識』です。
何十・何百のテクニックを覚えたところで、出題方法はいくらでもあります。
TOEICで高得点を狙うなら、テクニックよりも基礎的な英文法をしっかりマスターする方が早いですよ。
慣用句は、シンプルに『知ってるかどうか』
Part 5では、ビジネス英語における慣用句を問われることがよくあります。
TOEICで問われる慣用句とは、例えば以下のようなものです。
・under discussion:協議中
・annual conference:年次総会
・terms and conditions(契約書で使われる「規約」)
こうした表現は、大学受験用の単語帳にもないし、普段の仕事で英語を使っていないと気づくことも少ないと思います。
そのため、単純に知っているかどうかしかありません。
とはいえ、TOEICで問われる慣用句って、実はそこまで多くありません。
TOEIC part 5&6で問われる慣用句のほとんどが、僕がおすすめするこちらの『TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)
TOEIC用の英単語で十分にマスターできるので、単語を覚えつつ慣用句もマスターしてしまうのが、1番の近道ですよ。
Part 7のために、とにかく時間を減らそう
Part 7を解く時間を十分に確保するために、とにかくpart 56は早めに終わらせよう。
そのため、Part 5 & 6は、瞬間的に解けるようにするのが大事。
選択肢を見て『何を問われているか』を判断し、正解を導くためには文章のどこがポイントか。
これを判断するためには、テクニックに頼るより、慣れてしまったほうが早いです。
基本的な英語力があって、一夜漬けでどうにかしようと言うのでなければ、問題を解いて慣れてしまった方が高得点につながりますよ。
Part 5&6高得点のための勉強法
それでは、Part 5&6で高得点を取るための具体的な勉強法を紹介します。
効果的な勉強法は『慣れること』
Part 5&6高得点のための勉強法。
それは小手先のテクニックや、ゴリゴリに英文法を深掘りするような勉強法ではありません。
効果的な勉強法は「Part 5 & 6に慣れること」。そのため、数多くの問題をこなして、瞬間的に解けるようにしよう。
上記で紹介した、Part 5 & 6で問われている内容を、もう少し分析してみます。
Part5 & 6で必要な対策は、それぞれ以下のとおりです。
カテゴリー | 対策 |
語彙や前置詞、接続詞 | TOEIC用の頻出単語を覚える |
品詞 | 基礎的な文法をマスターする |
動詞 | |
基本的な文法 | |
熟語や慣用句 | TOEIC頻出の慣用句・熟語を覚える |
実は、対策って3つしかありません。
どれもTOEIC用の対策で十分に正解が導けるし、瞬間的に解くためにはやっぱり『慣れ』が一番。
『Part 5 & 6にフォーカスした勉強をしたことがない』という人は、特に即効性があると思うのでぜひチャレンジしてみるのがおすすめですよ。
『しっかり勉強したい!』という人へのおすすめ教材
「勉強時間を確保して、しっかり勉強したい」という人におすすめなのが、以下で紹介する教材です。
まずは英単語・慣用句・熟語
「そもそもTOEIC用の単語や熟語を勉強したことがない」という人は、まずはTOEIC用の単語帳を覗いてみてください。
頻出単語ばかりなので、そこから学べる単語や熟語は、すぐにでも点数につながると思いますよ。
僕がおすすめするのは、上記でも紹介した『金のフレーズ』です。
おすすめ理由は、以下のとおりです。
理由①:とにかくTOEIC頻出単語ばかりで約1,000語
理由②:何より覚えやすい
理由③:ビジネスでそのまま使えるのでモチベーション維持が楽
理由④:レベル別に分けられているので目標が建てられる
理由⑤:持ち運びしやすいサイズと厚さ
ほかのTOEIC用の単語帳は、もう少し単語量が多いかもしれません。
でも、基本的にはこちらで紹介している単語の品詞(名詞、形容詞、副詞など)を変えて紹介されているくらいなので、上記で十分です。
詳しくはこちらの記事で紹介しているので、「もう少し詳しく知りたい」という人はぜひチェックしてみてくださいね。
基礎的な文法を復習したい人
『文法があんまり自信ないな、、、』『留学して英語は話せるけど、文法はちゃんと勉強してなかったな、、、』
そんな人は、軽く英文法の復習にチャレンジしてみるのがおすすめ。
英語ができる人ならわかると思いますが、TOEICで求められる英文法なら、2ヵ月くらいでマスター可能。
TOEIC英文法のおすすめ教材は、レベルに分けて以下のとおりです。
全く英語を勉強してこなかった人向け教材:① | カラー版 CD付 中学3年間の英語を10時間で復習する本 |
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全く英語を勉強してこなかった人向け教材:② | カラー版 CD付 高校3年間の英語を10日間で復習する本 |
基礎的な英文法わかってる人向け教材 | どんどん話すための瞬間英作文トレーニング(CDなしバージョン) |
本格的な基礎固めをする人向けの教材 | キク英文法 (英語の超人になる!アルク学参シリーズ) |
より深く勉強したい人向け教材【おまけ】 | 一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス) |
※リンクをクリックすると、Amazonページへアクセスできます。
レベル別に紹介しているものの、TOEIC高得点を目指す人なら、上記のうち「キク英文法 (英語の超人になる!アルク学参シリーズ)
詳しくは、こちらの記事で紹介しているので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
Part 5&6に慣れるための勉強
「TOEIC用英単語・熟語も、基本的な文法もOK」という人は、あとは問題になれるだけ。
そんな人におすすめなのが、『1日1分! TOEIC L&Rテスト 炎の千本ノック
特に、『初めてPart 5 & 6用の勉強をする』という人は、まずはこちらの本にチャレンジしてみて損はないと思います。
『問題を見分けるポイント』『覚えるべき熟語・慣用句』が網羅的に紹介されています。
毎日5分だけでも続けていれば、Part 5 & 6の点数向上・スピードアップにつながると思いますよ。
『忙しくて習慣化できる自信ないかも』という人におすすめ教材
そんな人もいるかもしれません。
そんな多忙な日々を過ごしている人こそ、アプリやTOEIC用の英語学校の活用がおすすめ。
こちらの記事でも紹介していますが、忙しい人こそ、勉強を継続するコツは『習慣化』です。
習慣化のために多忙な人がやるべき方法は、以下の2つ。
・スキマ時間を上手に利用する
・強制的にスケジュールに組み込む
『そんな時間ないよ、、、』『忙しいから自分はムリかな、、、』と避けてきた人こそ、一度チャレンジしてみるのがおすすめです。
同僚よりも多くの仕事を任されてる人・責任重大な仕事をアサインされている人こそ、そういった状況になれば何とか時間を捻出するマインドセットが働くと思います。
無料期間もたくさんあるので、一度チャレンジしてみて損はないと思いますよ。
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今回は以上です。
ありがとうございました。
【TOEIC勉強法】項目ごとに、こちらの記事で具体的勉強法を紹介しています!
①英単語|【TOEIC勉強法】英単語帳は金のフレーズがおすすめな理由【使った感想つき】
②英文法|【実体験】TOEIC英文法の基礎勉強でやるべき教材おすすめ3選+1【2ヵ月でマスター】
③リスニング|TOEICリスニングで高得点を取るためのポイントと具体的攻略法【元商社マンが紹介】
④リーディング(Part5&6)|【TOEICリーディング】Part 5&6高得点のためのポイントと勉強法【時間配分も紹介】
⑤リーディング(Part7)|【TOEIC対策】リーディングPart 7高得点のためのポイントと勉強法【コツ&テクニックも】