税理士業界での転職に興味がある人
『税理士法人や会計事務所への転職に興味あるけど、年齢に限界ってあるのかな?一般的には35歳がボーダーとかって言われるけど、税理士業界はどうなのかな?』
こんな疑問にお答えします。
✓この記事の想定読者
・税理士業界の転職に今日興味がある30代・40代・50代
・税理士業界でやっていけるか不安な人
・20代後半以降で転職したらどんな感じか知りたい人
こんにちは、税理士法人で採用担当経験のある、税理士のまぐすです
この記事では、税理士法人や会計事務所への転職を考えている30歳前後より上の人に向けて『税理士業界の転職に年齢制限があるか』『転職するときの注意点』というテーマで紹介します。
✓この記事の信頼性
この記事を書いている僕は、この記事を書いている僕は、元4大税理士法人で働き、採用担当をしていました。
その後、5大総合商社や大手金融、海外での新規事業立ち上げとキャリアを積みつつ、各社で採用担当をしていました。
採用担当だからこそ分かる、企業目線での事情・理由なども織り交ぜながら紹介しますね。
一般の転職では、30歳や35歳が、1つのボーダーとも言われてますよね。
この記事を読めば、税理士業界の転職について「年齢制限の有無とその理由」「転職にチャレンジするときの注意点」が分かります。
きっと、年齢に関する不安がなくなると思うので、ぜひ最後までご覧くださいね。
それでは、紹介していきます。
📓もくじ
税理士業界の転職に限界年齢があるか
早速、結論です。
基本的に、年齢制限はなし
僕の周りでは、50代で税理士法人に転職してきた方も、結構いますよ。
そういった場合、前職の業界の営業担当だったり、『前職』×『税務知識』を活かしたポジションが多いです。
以下では、年齢制限がない理由について詳しく紹介していきます。
理由①:税務スキル以外もちゃんと評価される
税理士業界の転職では、何も“税務スキル”だけを評価されるわけではありません。
税理士業界では、一般的な社会人スキルが決して高くない。
新卒や20代前半で、税理士業界に入った人。
実は、基本的な社会人スキルが“イマイチ”な人も、決して少なくありません。
どの税理士法人や会計事務所も中小零細企業なので、しっかりした教育、研修を受ける機会が少ないことなどが理由。
こちらの記事『会計事務所への転職で採用されるために最も重要なポイント【現役採用担当が紹介】』でも紹介していますが、税理士業界は、どの税理士法人、会計事務所であっても、規模としては中小零細企業レベル。
Big4・4大税理士法人でも、500人ぐらいの規模です。
そのため、研修と言えば「税務」に関するものがメインで、基本的な社会人スキルは、一般企業に比べて決して満足なレベルではないというのが実情。
例えば、社会人経験があれば、以下のようなスキルは自信を持って大丈夫です。
✓税理士業界で武器になるスキル
・営業スキル
・マネジメントスキル
・英語スキル
・他業界の知見
そのため、30代40代の“業界初心者“でも、十分に転職可能ですよ。
以下の記事でも、詳しく紹介しているので、ぜひ併せてチェックしてみてくださいね。
理由②:税理士業界は、40代でも若者
一般的には、30代や40代になると中堅レベル。
『転職できる可能性や選択肢が狭まる』とされていますよね。
でも、税理士業界は違います。
こちらの記事「現役面接官が解説!30代40代でも税理士業界は転職可能な理由3つと注意点」でも詳しく紹介していますが、税理士業界では、40代以下がたった28%です。
以下は、日本税理士会連合会が発表した税理士の年代別割合です。
出展:日本税理士会連合会『データで見る税理士のリアル』
大切なのは、年齢よりも「やる気」です。
こんな感じで笑っちゃう人もいるかもしれません。
でも実際は、笑えないくらい大事です。
税理士業界経験者でも未経験者でも、転職成功のために必要なのは「やる気』です。
理由は、以下の通りです。
✓税理士業界の転職は『やる気』がポイントな理由
理由①:常に期限との勝負
理由②:分からないことは自らリサーチ
理由③:『専門家』としてのプレッシャー
詳しくは、こちらの記事で紹介しているので併せて確認してくださいね。
理由③:税理士業界は人材不足
こちらの記事「【結論】未経験でも税理士業界に転職は可能です【4大税理士法人も可】」でも紹介していますが、税理士業界は、ここ数年、人材不足が続いています。
理由は、以下の通りです。
税理士受験生と景気は、反比例する
理由は主に、以下のとおりです。
理由①:税理士試験の受験者数及び税理士合格者数が、年々減少
理由②:一方で、税理士法人は増加している
リーマンショックを乗り越えてからと言うもの、世界経済は右肩上がりでしたよね。
そのため税理士の受験者数は、徐々に減ってきています。
わざわざ難関資格にチャレンジしなくても、ある程度悪くない条件での就職ができるからと思い割れてます。
だからこそ、今は税理士業界が狙い目。
詳しくは、こちらの記事で紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
転職時のポイント3選
上記の通り、30代以降でも、税理士業界なら転職可能です。
でも、知っておくべきポイントもあり。
具体的には、以下の通りです。
✓転職時に知っておくべきポイント3選
ポイント①:年齢を気にせず働けるか
ポイント②:活かせるスキル、経験はあるか
ポイント③:『転職理由』を大切にできるか
以下では、それぞれについて詳しく紹介していきますね。
ポイント①:年齢を気にせず働けるか
特に業界初心者の人、次のポイントは知っておくのがおすすめ。
税理士業界は、必ずしも年功序列じゃありません。
これは、弁護士や会計士業界でも同じ。
士業という専門職なので、経験や知識が大事です。
そのため、社会人歴や他のスキル次第では、以下のようなこともあり得ます。
・年下が上司
・年下に教わる
・同期が新卒
仮にそんなことがあっても、受け入れる覚悟は必要かもです。
だからこそ、税理士業界の転職こそ、エージェントを使ってしっかり吟味すべき
税理士業界だと、しっかりとエージェントを利用している人は、少ないイメージ。
でも、採用担当の立場からすれば、エージェントを利用した人の方が、好条件で転職成功させてます。
詳しくは、こちらの記事で紹介しているので、ぜひ確認してから転職活動に挑んでくださいね。
ポイント②:活かせるスキル、経験はあるか
思い切って転職するものの、誰だって好条件で転職したいですよね。
30代以降の転職は、これまでのスキルや経験が評価される事務所で働くべき。
別の会計事務所でも、税務以外の業界でも、前の仕事でどれだけ素晴らしいスキルや経験があっても、評価されなければ好条件での転職はかなりハード。
持っている武器をフルに生かせるフィールドで、チャレンジしてみるのがおすすめ。
なお、「転職成功のためには、評価される職場で働くべき」については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
ポイント③:『転職理由』を大切にできるか
転職に興味があるということは、何かしら理由があるはず。
たとえば、「将来に対する不安」や「税理士業界への興味」などです。
ですが、その不安や不満、税理士業界への興味関心などを、大事にできるかが大切。
税理士業界では、『現状維持』は『後退』かもです。
というのも、以下が理由です。
・税法は、毎年のように改正される
・毎月・毎週、新たな事例や考え方が発表される
税理士業界に限らず、士業やコンサルは継続して勉強が必要。
法律やトレンドに置いていかれないようにするためですね。
そのため、当初の『転職理由』を大切に、歳を重ねても『勉強意欲』が衰えないようにするのが大事です。
税理士業界に強いおすすめ転職エージェント:
【リクルートエージェント】|一般公開している求人の他、10万件以上の非公開求人がある最大級の転職エージェント。応募が殺到するため一般公開できない重要求人なども取り扱ってます。職務経歴書・履歴書などの書類の添削、独自に分析した業界・企業情報の提供なども無料で行ってくれます。
転職なら【doda】
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まとめ
税理士・会計事務所への転職専門のエージェント『Hupro(ヒュープロ)』。
特に、経験者のキャリアアップに繋がる求人が多いため、次のステップを目指す人におすすめ!
自動マッチングツールもあるので、まずは登録して求人情報をチェック!
さいごに、この記事のまとめです。
『税理士業界の転職に限界年齢があるか』は、以下のとおり。
30代以降でも、基本的に年齢制限はなし
ただし、転職する際に知っておくべきポイントもあり。
具体的には、以下の通りです。
✓転職時に知っておくべきポイント3選
ポイント①:年齢を気にせず働けるか
ポイント②:活かせるスキル、経験はあるか
ポイント③:『転職理由』を大切にできるか
この記事『【受験生にも】税理士業界の転職・就職こそエージェントを利用すべき理由【採用担当が紹介】』で詳しく紹介していますが、30代40代での税理士業界の転職こそ、エージェントを使ってしっかり吟味すべき。
採用担当の立場からすれば、エージェントを利用した人の方が、好条件で転職成功させてます。
僕がおすすめするエージェントは、以下の記事に詳しくまとめていますので、ぜひ併せてチェックしてみてくださいね。
今回は以上です。30代・40代でも、ぜひ理想の転職を実現させてくださいね。
ありがとうございました。
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